「運気を生み出す部屋づくり」
今回は「運気を生み出す部屋づくり」というテーマについて、
李家幽竹さん著「絶対、運が良くなる!インテリア風水」をもとに考察していきます。
この動画を見ることによって、運気が上がる部屋に変える方法について学ぶことができます。
それではさっそくまいりましょう!
突然ですが、最近上手く行かないことが続いていて、調子が出ない。
不調な流れを変えたいけれど、何から手を付けていいのかわからない。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?
今回ご紹介することを実践していただくと、
お部屋にちょっとした工夫をすることで、良い運気を引き寄せられるようになることでしょう。
「部屋に”気”をかけること」
それでは具体的な方法を解説していきます。
一言でいうと「部屋に”気”をかけること」です。
「幸せになりたい」「願いを叶えたい」と思っているのであれば、生活の基礎である住まい空間を変えることからはじめてみましょう。
ここで大切なことは、空間の広さやお金をかけることではありません。
著者の李家さんは、風水で大切なことは、空間にどれだけの「気」をかけられるか、だと提唱しています。
ここでいう気とは、気配りということです。
住空間にかけた気配りは、そのまま運気となって自分や家族に返ってきます。
ここでは運気を良くする住まいづくりについて
ポイントを3つに絞ってみました!
・風通しを確保しよう
・日当たりは運気が高まる証
・運の良いインテリアは引き算から
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
「風通しを確保しよう」
まずはじめに「風通しを確保しよう」について解説していきます。
著者:李家さんの提唱する風水学では、家の中に入ってくる気には2種類あるといいます。
「旺気(おうき)」
玄関から入ってくる、運気を上昇させる良い気。
ある程度時間が経つと、その生命力が衰えて死んでしまい、「さっき」へ変化してしまう。
「さっき」
玄関から入ってくる、運気を下げる悪い気。
運の良い家とは、気の流れがある家です。
人間の体は代謝が落ちて不要なものが排出されなくなると、病気になってしまいます。
住まいも同じで、「さっき」が溜まってしまうと、不健全な状態となり、運気まで下がってしまいます。
例えば、旅行などでしばらくの間家を留守にして帰ってくると、
家の中の空気が、どんよりと淀んでいると感じたことはありませんか?
これは、排出されなかった「さっき」が家の中に溜まっていることが原因なのです。
風通しのよさは、そのまま運の良さにつながります。
これから引っ越しをする人は、家に風が通るかどうか、チェックしてみてください。
ものが多い場合は、ものを減らしたり、配置を変えたりするなど、風が通りやすいようにしてみてください。
また、サーキュレーターを使って、室内の換気をするのも有効だと考えられています。
ご自身の住まいにあわせて、空気の流れる住まい作りを工夫してみてはいかがでしょうか。
「日当たりは運気が高まる証」
続いて「日当たりは運気が高まる証」について解説していきます。
家の運気を高めるために風通しと並んで欠かせない、もう一つの要素は「光」です。
太陽の光がたっぷり入る明るい空間は、陽の気に満ちて、良い気がやってきやすくなります。
日当たりの良さは、家の立地によって違ってきます。
一般的に日当たりがよいとされる南向きでも、窓の外に高い建物があれば太陽の光は入ってきません。
大事なのは、窓の向きよりも、実際に太陽の光が十分に差し込むかどうかです。
これから住まいを選ぶ人は、部屋の日当たりを確認しましょう。
また、日当たりが良くない部屋に住んでいる人も、ここで諦めてはいけません。
部屋に光を確保する手段として本書では次の方法もオススメしています。
・照明をより明るいものに変える
・大きな鏡を置いて、反射する光を利用する
・寝具のカバーを白くする
このようにちょっとした工夫でも効果があるのです。できる範囲でデメリットをカバーしてみてくださいね。
<ここでちょっと寄り道>
方角の話が出てきたので本書で取り上げられている方角の考え方をピックアップしてみます。
風水では、家の方位によってその家の性質が決まると言われていて、それぞれの方位は異なる運気を持っています。
そして、それぞれの運気にあわせたインテリアを整えることで、方位のもつパワーを発揮させることができるのです。
たとえば次のようになります。
・南西…「土」の方位
・北…「水」の方位
・西…「金」の方位
こちらに沿って言うならば西向きの家は金運の良い家なの?と解釈できますが、その考え方はちょっと違うのです。
金運を上げるためには、その方位に適したインテリアを整える必要があります。
それができなかった場合、金運に負荷がかかって、反対にお金が出て行ってしまうこともあるのです。
つまり、方位を重要視するだけで良い運勢を生み出す家が作れる、ということではないので注意が必要です。
「運の良いインテリアは引き算から」
最後に「運の良いインテリアは引き算から」について解説していきます。
風水と言えば、「西に黄色いものをおく」「台所にはパワーストーンを置いて……」などと、
アイテムを揃えていくイメージがあるかもしれません。
インテリアに気を使っているつもりなのに、運気が上がらない!と感じているなら、
それは、引き算ではなく、足し算ばかりのインテリアになっていることが原因だと考えられます。
引き算とは、自分が必要としていないものを空間から取り除くことです。
今あなたがいる部屋を見回してみましょう。
全然使っていないけれど、捨てるのがもったいないから置いてあるものはありませんか?
風水では、気に入ったものは文字の通り「気」が入る(はいる)と考えます。
逆に言えば、思い入れのないものには気がはいりません。
何を置けば運気が良くなるのかを考える前に、何を減らしたら運が良くなるかを考えてみましょう。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「運気アップのカギは風が通り、光が十分に差し込む部屋にする」ということ
そして「運気が上がるアイテムを足し算していくのではなく、自分が必要な気に入ったものを置く」ということでした。
ちなみに著者の李家さんが説く風水では、
新しく住まいを移す際、自分自身の心が安定しているときがベストタイミングとしています。
急な事情で引っ越し先を選ぶことが必要な場合もあるかと思いますが、
その場合は、そのエリアに足を踏み入れたときの第一印象を尊重しましょう。
風水学の決まりがあるといっても、形式にとらわれすぎることは良くありません。
自分の心の声を良く聞いて、心地良い気が流れるお部屋を作ってみてはいかがでしょうか。