片付け

60歳からは『ちいさくする』暮らし

「シニア世代が暮らしをダウンサイジングするメリット」

今回は「シニア世代が暮らしをダウンサイジングするメリット」というテーマについて、
藤野嘉子さん著「60歳からは『ちいさくする』暮らし」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、暮らしの規模を小さくする=ダウンサイジングすることで、シニア世代にどのようなメリットがあるのかということについて学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、子供たちがみんな独立した今、老夫婦二人には家が広すぎる…。

長く暮らした家には愛着もあるし、子供たちが帰ってきた時には今ぐらいの広さは必要かもしれない。

もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?"

今回ご紹介することを実践していただくと、
ダウンサイジングを通してシンプルな暮らしの中で身も心も軽やかに過ごすことができるようになるでしょう。

「元気なうちに、思い切ってダウンサイジングへの一歩を踏み出すこと」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「元気なうちに、思い切ってダウンサイジングへの一歩を踏み出すこと」です。

本書のタイトルにもある「60歳」は、サラリーマンにとって定年という人生の大きな節目を意識する年齢です。

自営業の方にとっても、ある程度の余裕をもって、老いを見据えた将来を考える時期にあたります。

自らの選択として、それまで続けてきた暮らしの規模を小さくするというライフスタイルの大転換を実行するには、気力も体力も必要です。

そこで本書では気力、体力ともにまだまだ十分にある、60歳でダウンサイジングの決断をされることをお勧めしています。

ここでは「ダウンサイジングへの一歩を踏み出す手順」について
ポイントを3つに絞ってみました!

・シニア世代の働き方改革
・持ち家に対するこだわりを捨てる
・ほんとうに必要なものだけを残す

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「シニア世代の働き方改革」

まずはじめに「シニア世代の働き方改革」について解説していきます。
"シニア世代が暮らしの規模を小さくするには、仕事の問題を避けて通れません。

多くのサラリーマンは、60歳程度から定年を迎え始め、その後の働き方についていろいろと考える機会も増えてきます。
大半の方が、元気なあいだは働きたいと思っていて、定年後のシニア世代の就労者数は年々増加しているのが現状です。

しかし定年後は、年金があるとはいえ、現役時代と同じような収入を確保することは難しいのが現実。
その現実に直面すると、経済面において、仕方がないと諦めてしまう方が多いのではないかと思います。

ここでは本書で取り上げられているシニア世代の働き方のポイントについて2点注目してみます。

「仕事の規模を縮小する」

結果として収入が減少することになったとしても、暮らしの規模そのものが小さくなれば、現役時代と同じような収入は必要ありません。
ダウンサイジングの一環として、仕事の規模を小さくすることも大切です。
なによりも、シニア世代が元気に楽しく暮らす一番のコツは、体力的にも経済的にも無理をしないということです。

「体力のあるうちに決断を」

定年のない自営業の方にとっては、いつ規模を縮小するのか、そのタイミングを掴むのは難しいかもしれません。
しかし、経営の継続が難しいという時期のダウンサイジングは、その後の生活が苦しくなるだけなので、お勧めできません。

まだまだ体力、気力とも十分な60歳前後の頃を目安に、余力のある間に規模を縮小するのがベストです。

「持ち家に対するこだわりを捨てる」

続いて「持ち家に対するこだわりを捨てる」について解説していきます。
持ち家があると安心だと感じる方は多いのではないでしょうか。

しかし、定年後も家のローンの支払いが続くケースも珍しくはありません。

もしも、定年時にローンの支払を終えている場合でも、固定資産税の支払いは毎年続きます。
さらにマンションの場合は、年間で数十万円もの管理費や駐車場代も支払わなければなりません。

ここでは本書で紹介されている持ち家を手放す一例についてご紹介します。

「持ち家を処分し、小さな賃貸住宅に移る」

持ち家は、子供たちが巣立った後の老夫婦二人が暮らすには広すぎるのが一般的です。
広ければ広いほど固定資産税も高くなりますし、掃除も大変。冷暖房費も高くなり、広すぎる家は無駄が多いということは明白です。

一方賃貸は、家賃さえ払っていれば、管理はすべて家主さんにお任せでとても身軽です。
賃貸は、シニア世代にはピッタリの住まいだと言えます。

広い家がなくなることで、子供たちが帰ってくる場所、そして思い出の場所がなくなってしまうと感じる方もいるでしょう。

しかし、狭い部屋でも、一家全員が肌触れ合う距離で集うのも楽しいものですし、
ホテルや旅館、めったに行かないレストランなどを利用してご家族が集うのもよいものです。

思い出はアルバムやお子さんたちの心に中に刻み込まれて、いつまでも消えずに残り続けます。
お子さんに残す最良の資産は、金品よりも心に深く刻み込まれた様々の思い出ではないでしょうか。

「ほんとうに必要なものだけを残す」

最後に「ほんとうに必要なものだけを残す」について解説していきます。
暮らしをダウンサイジングするには、ものを大量に処分せざるをえなくなります。
しかし、何を捨てて何を残すのか、その取捨選択は簡単ではありません。
ここでは本書で紹介されている例として、今より小さな家に移るということをピックアップしてみました。

「今より小さな家に移る」

広い家には無駄なものが溜まりやすいです。小さな賃貸に移れば、
迷う余地なく、必要なものだけを残して、ほかのものを処分することができます。

小さな家に移ったことで、暮らしのダウンサイジングの効果は次のように現れるでしょう。

★経済的な無駄を省ける
★日々の暮らしにほんとうに必要なものは多くないと気がつける
★物欲から解放され、心にやすらぎと豊かさをもたらしてくれる

広い家で、たくさんのものに囲まれていた暮らしから、一気にダウンサイジング。

思い切って大量にものを処分してみると、暮らしには何の支障もないことに気づきます。
あれも必要、これも必要という思い込みに、どれほど縛られていたかということですね。

そして、必要なものだけに囲まれたシンプルな暮らしは、ほんとうの豊かな生活へとつながるのです。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「60歳以降の働き方についてダウンサイジングするタイミングは元気なうちに」ということ

そして「持ち家を小さくすることで家族の形に合った住みやすい暮らしが実現できる」ということでした。

老後を心豊かに過ごす秘訣は、無理をせず、必要以上のものを持たないということです。

この「必要以上のもの」の筆頭は住まいです。

子供たちが巣立った大きな住まいは、老夫婦二人だけになると、広すぎて暮らしにくいだけでなく、無駄な経費、維持費がかかります。

そこで、思い切って広すぎる家を処分して、老夫婦二人でも十分の小さな賃貸住宅に移ります。
賃貸は、住まいそのものにかかる費用は家賃だけ、管理も大家さんにお任せというメリットがあります。

ただ、ダウンサイジングという暮らしの大転換を実行するには、体力も気力も必要です。
70代、80代での実行は難しいので、体力や気力に余裕のある、60歳前後の頃に決断するをお勧めします。

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