掃除

掃除が苦手と思っていたけれど。

「掃除への苦手意識を克服するスケジュールの立て方」

今回は「掃除への苦手意識を克服するスケジュールの立て方」というテーマについて、
東(ひがし)いづみさん著「掃除が苦手と思っていたけれど。」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、掃除への苦手意識を払拭し、掃除を習慣化するコツについて学ぶことができます。

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突然ですが、目につく場所はあるものの、まとまって掃除の時間を取れない。
汚いものを触るのが苦手だし面倒なので、どうしても掃除が好きになれない。

もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
掃除が億劫にならない、キレイが続く習慣作りを実現することができるでしょう。

「掃除への苦手意識を克服するスケジュールの立て方」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「掃除への苦手意識を克服するスケジュールの立て方」です。

忙しい平日に、何時間も掃除の時間を取れない…。

だったら、平日の汚れが積もり積もった掃除をまとめて週末にやるのかと言えば、
いくら時間があるとは言ってもそれだけ大仕事になるなら億劫なもの。

本書では予め1週間毎日行う掃除、また毎月一回行う掃除について先に予定を決めてしまう、ということを提唱しています。

例えばさっと30秒で済んでしまう掃除は毎日。
まとまった時間の掛かる場所は、週末30分に行う習慣を作る。

そうすることで日々のキレイが保たれ、
いきなり想定外な時間を費やさなくても大丈夫な暮らしが実現していくのです。

ここでは本書で紹介されているお掃除の方法から、頻度別にオススメのお掃除スケジュールについて
ポイントを3つに絞ってみました!

・平日5秒〜30秒のお掃除
・週末10分〜30分の中掃除
・毎月1回、30分の大掃除

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「平日5秒〜30秒のお掃除」

まずはじめに「平日5秒〜30秒のお掃除」について解説していきます。

冒頭でもご紹介した通り、大切なのは「場所に応じて掃除する日にちを変えること」です。
はじめに、平日5秒〜10秒程度のお掃除でキレイを維持できる、オススメの場所をご紹介します。

玄関

日々のちょっとしたお掃除にオススメの場所は、玄関です。

「靴についた土を落としたら、ブラシでさっと履く」「靴がいつも並んでる」

こんな風に玄関を整えておくと、家族が自分で靴を並べてくれるようになった!

本書では、そんな著者の実体験エピソードが紹介されていました。

また、玄関がキレイで靴が揃って並べてあると、
「自分が散らかしたら申し訳ないな」と、
家族も自分の靴の向きを揃えたり、汚した場所を掃除してくれるようになったそうです。

その他に日々のサッとできるお掃除でオススメの場所を挙げてみます。

「食卓」
・食卓をさっと拭いて、置きっ放しの物を作らない

「トイレ」
・トイレは使った時に、便座周りをサッと一拭き

「お風呂」
・お風呂の排水溝は、水洗いする前にゴミを取る

ちなみに、このように日常のほんの30秒掃除をすることで、
キレイになった光景は次の掃除へのモチベーションを高めてくれるものです。

台所のシンクを磨いたら今度はお風呂の排水溝が気になってきた。など、

一箇所をキレイに掃除すると、ついでに掃除したくなる欲求が生まれるのです。これを本書では”キレイの連鎖”と表現しています。

「一つ掃除すると、もっともっとキレイにしたくなる」こんなキレイの連鎖が続けば、
頑固な汚れが着色する前に掃除されるルーティンが生まれます。

一度の掃除で掛かる負担もグッと削減でき、掃除が手軽な物に変化していくことでしょう。

「週末10分〜30分のお掃除」

続いて「週末10分〜30分のお掃除」について解説していきます。

本書でオススメされている週末のお掃除時間は、朝食を食べて一息ついた後の10分間。

ストレッチ感覚で身体を動かせるお掃除は、頭も身体も、そしてお部屋もスッキリさせてくれます。

そんな時に活躍するアイテムは、古着を再利用した「ウエス」です。

タンスの肥やしとなっている衣類を20センチ四方の正方形にカットします。
それを折りたたんで、各部屋に常備するのです。

テレビやDVDプレイヤーの裏側、家電のコンセントなどもウエスでサッと乾拭きすれば、見事に埃が取れます。

頑固な汚れが付いていた場合は、ウエスを霧吹きで湿らせば、固く絞った濡れ雑巾が完成。
窓ガラスは、濡れたウエスのあと乾いたウエスの二度拭きすることでピカピカに輝きます!

週末10分〜30分のお掃除は、家電の裏側、電気の傘、窓ガラスなど、
日頃手が行き届かないけれど、拭けばすぐにキレイになる。そんな場所がオススメです。

「毎月1回、30分の大掃除」

最後に「毎月1回、30分の大掃除」について解説していきます。

大体年末の大掃除には大変な思いをしている……。

本書では年末の大掃除の負担を少しでも減らすために、毎月1回の大掃除習慣を設けることをオススメしています。

ここでは本の一部になりますが、1年の時系列に合わせてオススメの掃除場所をピックアップしてみました。

「2月」
花粉シーズンが到来する前の2月は、空気清浄機など家電のフィルターを掃除しましょう。

「4月」
お風呂のカビ・水垢は、湿度が低い4月の間に対処しましょう!

「6月」
キッチン周りの掃除は湿度で汚れが緩む6月がオススメです。

「初夏」
冷蔵庫のお掃除は、気温が上がる前の初夏がオススメです。
まず冷蔵庫内の中身を全て出します。この時、冷凍品はクーラーボックス等に入れましょう。

そしてドアポケットやトレーを食器洗い用洗剤で洗っていきます。

冷蔵庫内は先ほども登場したウエスとアルコールスプレーで拭けば、汚れが落ちます。
本格的な夏を迎える前ならば、掃除する間に食品が痛む心配もありません。

このように、「今月の大掃除は、ここ」と場所を決めておけば、
年末は大量の大掃除に追われることなく余裕を持って過ごせます。

さらに、気温や湿度に応じて汚れの取れやすさも変化しますので、
最も効率的に掃除することも可能です。

季節ごとに、どこをどんな風に掃除すると効率的なのか、詳しく知りたい方は本書をご覧ください。
場所ごとにオススメのお掃除アイテムもたくさん紹介されています。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「掃除は頻度別に分けて、一週間・一か月ごとの掃除予定を決めてしまおう」ということ

そして「日々30秒の小さな掃除を繰り返すと”キレイの連鎖”を生み出すことができる」ということでした。

今回のポイントでは、「平日、週末、月ごと」と頻度別に掃除する箇所を分ける方法をご紹介しました。

掃除って億劫すぎて時間がかかるもの!と思っていたなら
たった5秒で済む、30秒で済む、を日常で繰り返すだけでも、
掃除に対する印象はだいぶ変わるのではないでしょうか。

わざわざ平日の忙しい時間帯に、時間と労力の掛かる場所の掃除に取り掛かってしまう。

これだとその1回はキレイになるかもしれませんが、次回また行うということへのハードルが上がっていく一方なのです。

頻度を見極めて、小さいことをコツコツ習慣化していくこと、それが掃除を身に付けるコツになります。

お掃除が苦手だという方もぜひ実践してみてください。

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