ミニマリスト

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

「モノを減らすことで見える豊かさのつくり方」

今回は「モノを減らすことで見える豊かさのつくり方」というテーマについて、
佐々木典士(ふみお)さん著「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、前向きな気持ちで部屋を片付ける方法について学ぶことができます。

今回の研究資料
この本に興味がある方は画像をクリック(Amazonサイトに飛びます)

突然ですが、モノが多すぎる部屋をどうにかすべきと思いつつ、捨てることが憂鬱で仕方がない。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
前向きな気持ちでミニマルライフを始めていくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「手放すのではなく、得ると捉えること」

一言でいうと「手放すのではなく、得ると捉えること」です。
10年来住んでいたモノだらけの部屋から脱却し、現在はミニマリストとして活動する佐々木さんはこう語ります。

「モノを捨てることは、失うことではなく、得ることである」

例えば頑張ってコレクションしたもの、古い思い出のもの。

これらを捨てることによって、
失う分だけマイナスで後ろ向きな気持ちが湧いてくる人もいるでしょう。

しかしながら、現状でモノが占領している場所については、
モノを手放すことで自由な空間を手に入れることにも繋がると考えられますよね。

あるいは、なんとなく所有したままになっているものも、
定期的に掃除したりメンテナンスの時間を要するものですが、
手放すことで維持管理に掛けていた時間が手に入ります。

また物が多くて片付かずいつも探しものをしていた生活から、探しものの時間が減って自由な時間が手に入ります。
つまり、手放すことと手に入れることは表裏一体ということ、佐々木さんはそのように主張します。

捨てること、手放すことにネガティブなイメージしか抱けないという方は
「これを捨てることで得られるもの」と今までになかった視点で未来を描いてみてはいかがでしょうか。

ここではミニマリスト佐々木さん流のモノの手放し方について
ポイントを3つに絞ってみました!

・本当に自分が欲しいと思ったものだけを残す
・捨てづらいものは写真に
・時には情報も減らす

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「本当に自分が欲しいと思ったものだけを残す」

まずはじめに「本当に自分が欲しいと思ったものだけを残す」について解説していきます。

どんな物が必要になるのか、その物の価値は将来どれだけ上がるのか、あるいは下がるのか。
目まぐるしく時代が変わるなかで、捨てるものと残すものを客観的に評価することは簡単ではありません。

ここで物の捨て方の基準について、佐々木さんは3つの条件を提案します。

1.1年使わなかったものは捨てる

使う予定のないものを残さないためのルールとしておすすめとのことです。

2.複数あるものは捨てる

同じようなものが複数あると探しものの時間が増えるので、数と置き場所を把握するためのルールだといいます。
例えばボールペンであれば書き味がお気に入りのものを一本残すなどルールを定めてみてください。

3.「本当に自分が欲しいと思ったもの」という評価軸で取捨選択する

かっこいい時計は、世間で価値が高いと言われたから所有しているだけではありませんか?
その洋服は、流行りやブランドの看板が外れても持ち続けたいと思って買ったものでしょうか。

このようにルールを設けていても、私達は機能面だけを求めて物を所有しているわけではないと佐々木さんは語ります。
なぜなら頻繁に使わなくても大切な物もあるからです。

本当に自分が欲しいと思ったものだけに囲まれた生活は、
管理する時間すら愛しく思えて、生活を豊かにしてくれる、
佐々木さんはそのように主張しています。

「捨てづらいものは写真に」

続いて「捨てづらいものは写真に」について解説していきます。
先ほどは物の捨て方を考える条件についてご紹介しました。

しかし、そうは言っても多くの人にとって、思い出とは時に人生を支える捨てがたいものです。
自分の生活に対する機能性だけを評価して思い出すら手放すことは簡単ではありません。

この思い出の品の扱いについて佐々木さんは
「物を捨てることと、物にまつわる思い出を捨てることは別である」と断言しています。

物を手放しても、物に付いていた思い出は引き続き尊重すべきです。

そこで佐々木さんのおすすめは
思い出のアイテムを捨てて良いか迷ったときは、物の写真を撮ってみることだといいます。

物自体がなくなっても、その写真を見返して思い出すことができれば、いつでも大切な記憶が蘇るのではないでしょうか。

「時には情報も減らす」

最後に「時には情報も減らす」について解説していきます。
ミニマルな暮らしに向けて手放すものの対象は、形ある物に限りません。

精神的な豊かさを得るためには、時に情報も捨てることが有効であると佐々木さんは提案します。

本書で紹介されている例ではこのように載っていました。

ある実験結果では、過度に情報に触れすぎた人は、
なんとマリファナを吸っているときよりもIQの低下が見られたというのです。

社会の中で生きる私達にとって、情報を得ることは、
場合によっては食料を採ることと同じくらい欠かせない行為です。

しかしながら、情報過多と言われる現代ではやってくる情報を全て受け止めて振り回されていると、
心身が疲弊して自分自身での判断能力を失ってしまう可能性があるのです。

そして、デジタルの情報と同じく、
物に囲まれすぎた生活も、自分の意識を外へ外へと向かわせる要因の一つであると佐々木さんは主張します。

生活空間を物に占領されて不便を感じながら生活したり、
苦痛に感じる片付け時間を過ごしていると、
当たり前にあるものに感謝したり豊かな気持ちを感じることが難しくなっていくのかもしれません。

ごちゃごちゃと情報の多い部屋を片付けた上で、
まず佐々木さんがおすすめするのは次のような方法です。

・意図的にスマホの電源を落とす
・SNSを使わない日を設ける
・瞑想やヨガの時間を持つ

情報を浴びる時間を減らして、自分の内面と向き合う時間を設けてみてくださいね。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「捨て方の3つのルールを取り入れ、捨てづらいものは写真に残す」ということ
そして「必要以上の情報を日々取り込んでいないか見直してみる」ということでした。

人間誰しも、片付けや整理整頓にやる気が沸き起こる時もあれば、
気が乗らない日もあって波があることは当たり前です。

一方で、物の手放し方についてはいかがでしょうか。

いつも前向きな気持ちで物を手放せていたら良いのですが、気持ちの波に任せて取捨選択すると、
後から後悔することもありますよね。

だからこそ、大切な物を手放す決断を下すときには、自分で予め設定したルールに従うことがオススメです。
なぜなら「なんであの時捨ててしまったんだろう」と過去の自分を責めることがないからです。

そして、捨てる行為にネガティブなイメージがつきまとう場合は、
捨てることで得られる豊かさに思いを馳せながら、ミニマルライフのための取捨選択に向き合ってみてくださいね。

【YouTube】お片付け研究室チャンネル紹介

スポンサー企業

買取専門店アシスト公式サイトへ

下取りチェッカー

買取の流れ

\60秒で自動査定/ 友だち追加