終活

50からの老いない部屋づくり

「50代から始める、部屋を活性化させる方法」

今回は「50代から始める、部屋を活性化させる方法」というテーマについて、
部屋を考える会 著「50からの老いない部屋づくり」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、部屋づくりを見直すことで、老いない生活習慣を身につける方法について学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、年齢とともに家にあるものが増えてきてしまっている。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
溜め込んだ部屋に空気の流れを呼び戻し、老いにくい習慣まで手に入れていくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「ヘヤカツすること」

一言でいうと「ヘヤカツすること」です。
今回ご紹介する本は「部屋を考える会」というチームによって出版された一冊。

そしてこの会を率いるのは、通称「もしドラ」つまり、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」の著者として一躍有名になった、岩崎夏海さんです。

放送作家や映画プロデューサーとして活躍する岩崎さんですが、意外にも学生時代は建築学を専攻されていたとのこと。

そんな岩崎さん率いる「部屋作りを考える会」は、
生活の基盤となる「部屋」と生き方、人生設計を提案していくプロジェクト。

ここで本題に入りますと、本書で”老いない部屋づくり”をテーマにこの「部屋づくりを考える会」が推奨すること。
それは「50代から、お部屋を活性化させる」略して、ヘヤカツすることです。

生きてきた時間の分、いつの間にかものが溜まって、部屋の流れが滞り、暗く澱んだ空気が溜まってしまった部屋。
そんな部屋でも思い切ってヘヤカツすることで、そこに住む人の運気も変える力があるとのこと。

具体的なヘヤカツの方法についてはぜひ動画の続きをごらんくださいね。

ここでは 老いない部屋にする”ヘヤカツ”の方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・50になったら、お部屋メタボ診断
・7:3を守って、掃除の道を開通しましょう
・親の荷物を処分するには

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「50になったら、お部屋メタボ診断」

まずはじめに「50になったら、お部屋メタボ診断」について解説していきます。

これまで、様々なお部屋を片付けてきた部屋を考える会の活動。
この活動を通じて「50代の方はこれまで生きてきた時間の分、お部屋がメタボになっている傾向がある」と気づいたのだそうです。

体の場合は、食べ過ぎや運動不足でお腹の周りにお肉がついている状態をメタボと呼びますよね。
本書で度々登場する「お部屋のメタボ」とは、物が増えすぎることによって部屋の流れが滞っている状態を指しています。

「体のメタボ」でいうと、すぐに日常生活に差し障るような症状は少ないものです。
しかしメタボと診断された人は、そうでない人よりも近い将来、重篤な疾患にかかる可能性が高いと考えられています。

では、お部屋のメタボはどうでしょうか?
やはり放置していると将来、

・老け込む
・出かけるのが億劫になる

など心身に深刻な悪影響を及ぼす、本書ではそれが「お部屋のメタボ」のリスクであると表現されています。

ちなみに本書では「お部屋のメタボ診断」というものが紹介されています。
次の3つに当てはまるものはありませんか?

1)掃除が面倒くさい
2)収納に余裕がない
3)物置に使わないものをしまっている

もし3つのうち、1つでも当てはまったら「お部屋のメタボ治療」を開始したほうが良いとのことです。
ご自身の部屋と向き合ってみましょう。

「7:3を守って、掃除の道を開通しましょう」

続いて「7:3を守って、掃除の道を開通しましょう」について解説していきます。

先ほどの診断で、お部屋がメタボ傾向にあるとわかった方は、
その解消に向けてお部屋づくりを見直していきましょう。

多くの本で紹介されている内容と同じように、
ここでも部屋づくりを見直すに当たってまずは「ものの量を減らすこと」が欠かせないようです。

しかし、本書では「モノは少なければ少ないほど良い」と評価されているわけではありません。
自分の好みを大切に、価値あるものと暮らす時間も尊重すべきと提案されています。

だからこそ推奨されている方法は「モノと空間のバランスを守ること」であり、
目安は7:3のバランスなのだそうです。

例えば100冊の本が入る本棚があるとしたら次のようにバランスをとってみることが挙げられています。

・本棚にしまう本の目安は70冊まで
・残り30冊分のスペースは、常に空間として空けておく

特に本書では3割の空間を空けておくことの魅力は「掃除の道」を通せることにあると提唱されています。

物が目一杯に詰まっている空間では、
掃除機を通すことも、ハタキで溜まったホコリを払うことも、困難なものですよね。

ポイントはモノの量を抑えて、掃除機を通しやすい「掃除の道」を開通させること。
重い腰を上げずとも15分でササっとお掃除する気力が蘇ってきます。

毎日たった15分程度でも、必ず部屋を綺麗に掃除する。
それが身の回りや、自分自身を綺麗に保つ習慣となり、老け込まない生活の基盤になるということでした。

「親の荷物を処分するには」

最後に「親の荷物を処分するには」について解説していきます。
「親の荷物の処分」これも、50代から考える部屋づくりというテーマならではのトピックスと言えます。

いくら自分自身が部屋のものを減らそうと思っても、同居する家族の協力なくしては叶えにくいものです。
また、50代という年齢はちょうど親の介護が始まったりと、家族の姿を通じて自分と改めて向き合い直す節目となる方も多いものです。

さて本題に入りますと、
本書では、親の荷物についてもやたらと捨てることが推奨されているわけではありません。

それは70代、80代という年齢は「これから」よりも「これまで」を大切にする、
そのような気持ちが若い頃よりも何倍も強まっているからです。

ここで「部屋作りを考える会」が提案しているのは、ご両親に「思い出の部屋」を作ること。
部屋一つを丸ごと確保することが難しければ、部屋の一角にスペースを設けることでも良いとのことです。

本書では思い出部屋を作ることには2つの意味があると考えられています。

1. そこに行けば過去を懐かしみ安心できる空間となること
2. 生活スペースに過去を持ちこなまいということ

生活スペースに必要なのは、今と未来です。

博物館の学芸員になったつもりで、親御さんが思い出のものを厳選して飾る思い出部屋づくりをお手伝いしてみてください。
また本書では、リタイア後の暮らしも視野に入る50代にとって、思い出部屋を作ることは、おすすめの方法だということです。"

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「お部屋メタボ診断をし、物を溜めない生活を心がける」ということ

そして「掃除の動線をキープすれば老け込まない部屋は作れる」ということでした。

今回は、お部屋を身体に見立てた「老いが加速しにくい部屋づくり」についてご紹介しました。

無駄な溜め込みがなく動きやすいお部屋は、どんよりした億劫な気持ちも解消してくれる、
つまり老け込まない部屋になってくれます。

15分など少しの時間でも掃除を通じて身体を動かす。
すると、スイッチが入って1日の行動も軽やかになるものです。

これからの人生を軽やかに迎える準備として、お部屋づくりを見直してみてはいかがでしょうか?

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