終活

カツオが磯野家を片付ける日

「もしも家族に何かあったら片付けていくべき問題を見直そう」

今回の研究資料
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突然ですが、親が高齢になってきて、今後が不安。年をとってきて、終活を意識するようになった。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
家族に何かあった時の心構えと今からできる準備について計画していくことができるでしょう。

「家族に何かあったときのための準備は早めに始めよう」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「家族に何かあったときのための準備は早めに始めよう」です。

本書「カツオが磯野家を片付ける日」はタイトルからご想像できる方も多いと思いますが、
あの国民的漫画・アニメ「サザエさん」一家の30年後のもしもストーリーを基に構成されています。

ということは子供世代であるカツオ・ワカメ、孫であるタラオが大人になった時に起きるであろう出来事、

それは一家の大黒柱である波平がもしも亡くなってしまったらどういうことが起こるのかをシミュレーションしているわけです。

もちろんこれは本家の漫画・アニメの設定で発表されている内容ではないため、

私たちが知っているサザエさんののほほんとした家族皆が笑っている平穏な暮らしからは考えづらいかもしれません。

ですが、自分のことに置き換えてもそれは同じで、人間の一生から考えると
平穏な暮らしというのは、家族のだれかに何かあった瞬間から変わってしまうものです。

前置きが長くなりましたが、そんなサザエさん一家のifストーリーをもとに

ここでは家族に何かあったときに起こり得る片付けの心構えについて
ポイントを3つに絞ってみました!

・遺品整理で起きる問題
・相続問題
・将来を見据えて生前整理を切り出そう

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「遺品整理で起きる問題」

まずはじめに「遺品整理で起きる問題」について解説していきます。

本書のサザエさん一家ifストーリーでは波平とその妻のフネが80代を迎えています。

波平が亡くなったタイミングでフネも体力が尽きて家の中を片付ける気力すらなくなり、それぞれ独立して家を出ていたカツオたちは久々に帰ってきた実家のあまりにもモノが多く散らかった状態を見て唖然とします。

そのように親世代は高齢になるにつれ、片づけるための体力・気力というのは衰えていくのです。

特にいままで生前整理をしていなかった。
また家族でもしもの場合にはどうするかを話し合っていないと、次のように問題が山積みとなります。

・いざ亡くなったときに貴重品や重要書類などをしまってあるところが分からない
・財産の把握や処分して良いもの悪いものの判断がつかず、整理が進まない
・申請や請求をしなくてはいけないもの・相続税の納付などには期限がある
など

物が多く片付けが急遽必要になってしまった実家。

もし片付けがスムーズに進まないと控除を受けるための申請などに時間がなかなか避けづらくなります。
選択肢も狭まってしまうことでしょう。

将来ある程度見えてくる「もしも」を想定することはいざという時にとても役立ちますので、少しずつでもシミュレーションしていくことがおすすめと言えます。

「相続問題」

続いて「相続問題」について解説していきます。

波平のような一家の大黒柱が亡くなると
残された家族が揉める、一番の原因となるのが、相続問題です。

法定相続人や割合などは法律で決まっているものもあります。

しかし生前に介護など一番世話をしていた方としては、
遠方に住んでたり忙しさのために世話をしてこなかった兄弟と同じ割合の相続分配では納得がいかなかったりするものです。

例えば故人の資産のなかに持ち家があった場合には、その家を売るのか、貸すのか、親族の誰かが住むのか、問題が浮上します。

家を今後どうしていくのかというそれぞれの場合に、さらに付いてくるのは固定資産税や管理費の問題。
昨今ではこのような事情から、空き家問題に発展するケースも珍しくありません。

資産についてはほかにも預貯金・土地・生命保険・死亡退職金なども当てはまります。
そのため、生前に家族での話し合いや遺言書を作成することが非常に重要になってくるのです。

「将来を見据えて生前整理を切り出そう」

最後に「将来を見据えて生前整理を切り出そう」について解説していきます。

いくら家族と言っても亡くなったときの話は、やはりなかなか切り出しにくいものです。

しかし、家にモノが散乱した状態をそのままにしておくと後で色々な問題が出てきて、
最悪、家族が断絶してしまう原因にすらなりかねません。

何より家族の誰かが亡くなった直後というのは、悲しさのあまり、片づけのことを考える余裕なんてありません。

親世代が元気なうちに家のモノをどうするのか話し合っておくことで、家族みんなが納得する形にすることができ、
相続や贈与の方法も、いろいろな選択肢の中から選ぶことが可能になります。

また、知らなかった今後の希望などを聞くことができ、親孝行をする良いきっかけにもなるでしょう。

もし生前整理でお困りごとがありましたらお片付け研究室の運営会社アシストでもご相談承ります。
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【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「家族の将来を見据えて起こりうる問題を整理しよう」ということ

そして「いざという時に起こる問題は早めに話し合っておくことで気持ちよく解決できることもある」ということでした。

今回は私たちの知っている平穏なサザエさん一家の印象とは裏腹に、少々生々しいお話もあったかもしれません。

例えば地震が起こるかもしれないと想定した防災グッズの準備と同じで、
誰かが亡くなるなどいざという時の備えも結局必要になります。

実際に問題が起こった場合にあたふたして何も解決できないこともありますので、
気付いたときがそのタイミングだと思います。ぜひ早めの片付けのきっかけにしてみてください。

もし遺品整理・生前整理でお困りごとがありましたらお片付け研究室の運営会社アシストでもご相談承ります。
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