片付け

暮し上手の整理学

「終わりなき家事のストレスを軽減させる!」

今回は「終わりなき家事のストレスを軽減させる!」というテーマについて、
町田貞子さん著「暮し上手の整理学」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、膨大な家事とシンプルに付き合う考え方について学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、これまで何とか家事をこなしてきたけれど、もっと無駄を無くして自分にあったスタイルを見つけたい。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
家事を細分化して考える方法を取り入れて、家事のストレスを削減していくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「最初に作戦を立てること」

一言でいうと「最初に作戦を立てること」です。

本書「暮しの整理学」の著者は、お子さん5人の子育て経験を持ち、
現在は暮らし・家事全般のアドバイザーとして活躍する町田さん。

結婚後、旦那さんの仕事の関係でなんと9回も引越しを重ねたという町田さん。
本書では引っ越し経験から得た、整理整頓の仕組みづくりのノウハウが紹介されています。

そんな町田さんは、自宅の中を

・衣服コーナー
・交際コーナー
・教養コーナー
・掃除コーナー

という具合に、まるで企業の部署のようにグループ分けします。

そして、グループ分けしながらコーナー別の管理のルールを決めることで、
暮らし方の作戦を最初に立てておくのだそうです。

例えば会社の経営も同じように大きな組織が連携しながら動いていますね。

また、最初に会社全体が目指す理念や目標を立てて、
そこに近づくための戦略が立てられ、それを実行するのが各部署の働きとなります。

そして別々に動く各部署にはそれぞれのルールと役割が与えられています。

最初に暮しの原型さえ決まれば、
入れ物である家や生活状態が変化しても、生きる姿勢は変わらない。

町田さんは自身の引っ越し経験からそのように主張しています。

ここでは最初に暮らしの作戦を立てる方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・終わりのない家事は細分化する
・3度不自由したら買おう
・曜日別、日付別のスケジュールを組み立てよう

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「終わりのない家事は細分化する」

まずはじめに「終わりのない家事は細分化する」について解説していきます。

家事には終わりがないこと。これで全て完了!という瞬間がないこと。
自分で家事を経験した人は心当たりがあると思います。

家事には会社のような就業時間の制限はありません。

ここまでやったら終わりというプロジェクトの期限もなく、
自分と家族が生きている限り、家事は終わりなく続きます。

だからこそ限りなく膨大な量に見えてしまう家事に対して、
どう向き合うと心が楽になるのでしょうか。

ここで町田さんのオススメは、自分の時間割を作るという方法です。
全然終わらない!と嫌になりそうな時は、頭にある問題を紙に書き出します。

そして
・何が、どこが問題なのか
・それを解決するにはどれだけの時間がかかるのか

これらの問題点を明らかにしていきます。

時間なら、1日に3時間かかる仕事と分かれば、その3時間を捻出する工夫をしていきます。

難しいことに家事とは家族の予定によってフレキシブルな対応を求められることもあります。
だからこそ、紙に書き出したテーマへの協力を家族にあおいでみるのも良いでしょう。

永遠に思える家事。

しかし今日やるべきことを細分化して、一つクリアできるごとにメモを消す快感は、オフィスで働く仕事と変わりません。
「一日中家にいて何をやっていたのか分からない」と、家事の経験がない家族からの理解も深められそうな方法です。

「3度不自由したら買おう」

続いて「3度不自由したら買おう」について解説していきます。

本書のサブタイトルは「シンプルに家事を楽しむ」ということで掲げています。

そのためには、台所、クローゼット、お風呂、リビング、
それぞれの場所に共通して「物が適量で収まっていること」が欠かせない、
著者の町田さんはそのように主張します。

物の適量を見極めるポイントとして、本書では町田さんならではの面白いルールが紹介されています。
それは、買い物は3度不自由してから、というもの。

例えば物が増えたら、その分管理する責任が伴い、物で圧迫された空間は掃除にも手間がかかってしまいます。
だとすれば物を買う制限が必要になるのです。

そのような理由から町田さんは「これがなくて不便」と3回感じたら、
それはぜったい使うし役立つものだから買ってよし!とマイルールを決めているとのこと。

もちろん3回我慢する間に、他の物で代用できないか工夫を凝らす思考になりますので、
経済的にも物の量の面でも賢い選択だとおすすめされています。

ちなみに3回我慢して買うと決意した時は、必ず置き場所を確保してから買いましょう。
家の中のものを適量にとどめておくための秘訣、ぜひ参考にしてみてください。

「曜日別、日付別のスケジュールを組み立てよう」

最後に「曜日別、日付別のスケジュールを組み立てよう」について解説していきます。

家事とは、家族の予定によって臨機応変な対応を求められるもので、そこが家事の困りどころであると、
著者の町田さんは主張しています。

仕事のように大人同士で予定を決めて守られる関係であれば計画を立てて、
最善のアプローチを考えられます。

しかし家事の場合は、家族の予定によって柔軟な対応が求められてしまうのです。

町田さんのご家庭も同じような状況ですが、それでもシンプルライフを実践されています。
そんな町田さんの予定管理のポイントは、「曜日ごと、日付ごとの家事」を取り入れていること。

決まった曜日にゴミ出しするのと同じように、
例えば次のように家事をおこなう曜日を予め決めます。

・月曜日には換気扇をお湯拭きする
・日曜日のメニューはご飯ものと決める

もちろんその時々でスケジュール変更を余儀なくされる場合もありますが、
基本的に家事の時間割を目安に動くこと。

この方法のメリットは、なにより目安時間を把握できるところにあります。

気づいていながら、手をつけられない家事は、
やらなきゃ、と見るたびに心の負担を生み出します。

しかし毎週やっているイベントであれば10分もあれば終わるから、
今やってしまおう!とハードルが下がるのです。

町田さんのルールを参考に、あなた自身や家族で分担してお家のスケジュールを組んでみてくださいね。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「家事が終わらないと思ったら時間配分を細かく書き出す」ということ

そして「家事の曜日別、日付別のパターンを組んで、考える労力を減らす」ということでした。

「一日中忙しくしたのに、結局何も終わっていない!」と心の中で叫びたくなるほど
家事とはマルチタスクを求められる広範囲な仕事です。

しかしその分、進捗状況が見えにくいため憤りを生み出してしまいますよね。

ご紹介したようにどうしても家事が終わらないと追い詰められる前に、時間配分や問題を洗いだすことが何より大事です。

また、家事のやるべきことを日ごとのパターンとして定着させる、すると余計なことを考えなくて済みます。
終わりなき家事に心が疲れてしまう前に、頭の中を整理する方法として取り入れてみてくださいね。

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