片付け

ウチ、”断捨離”しました!

「”捨てられない”が解決する断捨離の始め方」

今回は「”捨てられない”が解決する断捨離の始め方」というテーマについて、やましたひでこさん監修 BS朝日「ウチ、”断捨離しました!”」の公式本「ウチ、”断捨離”しました!」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、片付けが苦手でも挫折しない、断捨離の始め方について学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、流行りの断捨離が気になるものの、物が多くて何から手をつけたら良いかわからない。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、無理のない断捨離をイメージし、行動に移していくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「物でなく空間にフォーカスすること」

一言でいうと「物でなく空間にフォーカスすること」です。

今回とりあげる本書は、BS朝日で放送されていた同タイトルの番組「ウチ、”断捨離”しました!」の公式本です。
番組の内容は、断捨離の提唱者であるやましたひでこさんが「片付けられない悩み」を抱えたお家を訪問し、断捨離のコンサルティングをおこなうというもの。

数々のお宅を訪問し、暮らしと向き合ってきたやましたさんは、断捨離のゴールは物を捨てることにあらず!と語ります。

なぜなら、ものが多い、ものを捨てると考えている時点で、”モノ中心”の考え方に寄ってしまっているから。

断捨離の真の目的とは、その空間で暮らす自分や家族が快適に理想の生活を営むこと。
そのようにやましたさんは主張します。
理想の生活を目指すにあたってモノがありすぎると判断した場合、モノを減らしたり整理する断捨離とは、あくまで手段の一つにすぎないのです。

まずは「この空間でどう暮らしたいか」。
空間と自分たちの暮らしに焦点を絞って、理想を掲げてみましょう。

ここでは物でなく空間にフォーカスする断捨離についてポイントを3つに絞ってみました!

・3つのフィルターで空間にふるいをかける
・断捨離は全部やらず、”1か所集中”
・「何がいちばん大事?」と子どもに問いかける

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「3つのフィルターで空間にふるいをかける」

まずはじめに「3つのフィルターで空間にふるいをかける」について解説していきます。
自分の住むお家という空間、そこでどのような暮らしを営みたいか、理想が頭に思い浮かんだら次のステップに進みます。

理想を描いたらそこを目指すにあたって、何が障害になっているか、何がうまくいっていないのか見極めていきます。

そこでやましたさんは家という空間について、次の3つのフィルターで見ることを提案しています。

1. ”どこからどうみてもゴミ”を選別するフィルター
2. 今、ここに、自分に必要なものを残すフィルター
3. 不快を見極めるフィルター

このフィルターで見る方法はあくまでも「今の自分自身」を主体にした見方となります。
「まだ使えるから」「高く購入したから」「いつか使うかもしれないから」
このように、モノに主体を譲ってはいけない、とやましたさんは主張しています。

例えばせっかく頂いたものでも、「なんだかしっくりこないな〜」と快適さを感じられない。
そのような場合は不快フィルターで見極めます。

また、本書では次のようなエピソードも紹介されていました。
番組での断捨離を通じて、モノで埋まっていたベッドがスッキリした!と思ったら、そのあとにベッドそのものを手放すお宅もあった、とのこと。

これもベッドという「もの」を主体とした考えではなく、今の自分を「主体」とした判断結果と言えます。

「断捨離は全部やらず、”1か所集中”」

続いて「断捨離は全部やらず、”1か所集中”」について解説していきます。

「ウチ、断捨離しました!」の番組内で、断捨離を決意し番組に応募されたお宅で頻繁にみられる状況。
それは「モノの多さに手が付けられなくなった状態」だといいます。

少しずつ溜めてしまった物たちが、気づいた時には空間を覆っている。
片付けようにも、不要なものを集める場所の確保すら困難で、途方に暮れてしまう…
片付けが苦手なタイプには、あるあるの光景かもしれません。

そこで監修するやましたさんが提案する方法は「まず1か所に集中」すること。
つまり1部屋など広い範囲だと疲れてしまうので、あくまで小さい範囲から始めることです。

小さな範囲とは、お片付け研究室の動画でも度々登場しますが、ものを収納している小さな箱ほどの範囲を指します。

・コスメボックス
・アクセサリーボックス
・趣味のものを入れる箱
・ダンボール箱

にとりあえず何でもものを詰め込んでる、そのような「収納」として使っている箱一つと真剣に対峙して決断することが大事といえます。

一つやってみると、他の場所の雑然さが際立って見えてくる。
そして徐々にやる気が出るのが人間です。

「もっと隣も綺麗にしたい!」と主体的な気持ちが芽生えてきたらもう大丈夫。
きっと長年手をつけられなかったスペースと向き合えるタイミングもやってきます。

まずは気楽に始められそうな物一つ、1箇所から始めてみましょう。

「何がいちばん大事?」と子どもに問いかける」

最後に「何がいちばん大事?」と子どもに問いかける」について解説していきます。

さて、番組のなかで度々登場するのが、「子ども部屋が物で溢れてしまっている!」というお宅です。
大人の荷物は片付けられていても、子どものおもちゃが家を占領してしまっている。

あるいは、自分の部屋を持つ思春期の子どもたちが物を捨てられず、物に圧迫されながら過ごしている様子が伺えます。

しかし、家族の持ち物を片付けるというのは、時に自分自身のものを片付けるよりもハードルが高いものです。
いくらお願いしても片付けてもらえなかったり、だからと言って勝手に捨ててしまうわけにもいきません。

そんな時にやましたさんは「何が一番大事?」と家族に何度も問いかけながら寄り添うことを提案しています。
ポイントは決して問い詰めないことです。

例えばお子さんにとって大切にしているおもちゃがある。
しかし大量の物で溢れていては、そのおもちゃで楽しく遊べるスペースも限られてしまいます。

一番大切なものを扱う場所と時間を確保するために必要なこと。
それは持て余しているものを手放すという選択です。

あくまでも持ち主、この場合であればお子さんに問いかけて、自分で選ぶ機会を設ける。
すると自分で判断して片付けられる、そんな大人になる練習として活用してみてください。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「家という空間での理想の暮らしをイメージして物を手放す」ということ

そして「作業は小さな一画から開始する」ということでした。

繰り返しますが、断捨離はものを捨てることを目的とした作業ではありません。
「理想の暮らし」に近づくための手段の一つが断捨離ということです。

そのためには、まず作業を始める前のイメトレが肝となります!
捨てる前に「リビングのソファで家族が寛げるようにしたい」など理想の空間での暮らしをイメージしてみましょう。

すると、捨てるのが勿体無い、と躊躇していた心が徐々に「物だらけの状態ではこの空間が勿体無い!」思考回路がそのように変化していきます。

片付け苦手さんでも大丈夫。
この番組を通じて、長年の時が止まったようなお家も見違えるようにスッキリしたのですから。
私にもできる!そんな気持ちを大切に、小さく断捨離生活を始めてみてくださいね。

【YouTube】お片付け研究室チャンネル紹介

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