片付け

シンプルだから、贅沢

「シンプルで上質な暮らしの作り方」

今回は「シンプルで上質な暮らしの作り方」というテーマについて、
ドミニック・ローホーさん著「シンプルだから、贅沢」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、良いものだけに囲まれた贅沢な暮らしについて学ぶことができます。
それではさっそくまいりましょう!

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突然ですが、家の中が物に圧迫されている。捨てる選択に迫られて疲れてしまう。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
物から解放されて身軽になり、贅沢な暮らしを味わうことができるでしょう。

「今ある物だけに集中して大切に暮らすこと」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「今ある物だけに集中して大切に暮らすこと」です。

高度な情報化社会といわれる現代の暮らしは、
様々なサービスや情報を無料で受けられるようになりました。

その分、多くの情報や広告がついて回ってきてしまい、
商品を選択しようともたくさんのオススメの中から
自分の欲しいものを探し出さなければなりません。

このように、物と情報が溢れた現代に暮らしていると、
必要な物は揃っているにもかかわらず

「これがあればもっと便利になる」「我が家にはこれがないから不便だ」

と足りないことにばかり意識が向いてしまうのです。

気づけば物に圧迫された家になり、お金も物に流れて手元に残らなくなります。
賢く選んで暮らさなければ、物が押し迫ってくる暮らしに疲弊してしまうでしょう。

ここでは、今ある物だけに集中して大切に暮らすことについて
ポイントを3つに絞ってみました!

・マイスタイルを成熟させる
・ホテル暮らしの贅沢さを考える
・毎日の中にプチ贅沢を散りばめる

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「マイスタイルを成熟させる」

まずはじめに「マイスタイルを成熟させる」について解説していきます。

物が溢れている現代では、企業は自社商品をより多く売ることで必死です。

そのために、まるでその物を持っていないと暮らしていけないかのようにプロモーション活動へ勤しんでいます。

しかし、本当にその物はあなたにとって必要なのでしょうか?

今持っている物、そしてこれから買おうとする物が必要かどうか、
この選択を常にし続けるのが贅沢な暮らしへの一歩となります。

選択の経験を積み重ねるうちに、物を選ぶマイスタイルが出来上がってきます。

さらには、物が不足していることにもだんだんと無頓着でいられるようになり、
結果として自分にとって本当に必要な物だけが手元に残るようになるのです。

マイスタイルに従って取捨選択する時に大切なのは、誰かと比べないことです。

不思議な事に、人間は選択肢が多いほど不幸になるのだと
ドミニックさんは語っています。

なぜなら、
「あっちを選んでおけばよかった」 「もしあの時こうしておけば」と
自分が選ばなかった選択肢を思って、
自ら満足度を下げるような妄想を働かせてしまうからです。

本当に必要な物を大切に扱っている人は、
その人ならではのスタイルが磨かれていき、
唯一無二な人物として輝いていきます。

「ホテル暮らしの贅沢さを考える」

続いて「ホテル暮らしの贅沢さを考える」について解説していきます。

"物を捨てようにもどこまで捨てるか判断できず、
理想の部屋が思い描けないということはありませんか?

本書ではホテル暮らしを理想をするように述べられています。

著者のドミニックさんは、とあるホテルの一室を利用するようになってから
15年以上になるのだと語っています。

ずっとここで過ごしたいと思わせてくれるホテルは、
このお気に入りの場所以外、世界中どこを探してもないそうです。

自宅ではない非日常感のある場所にも関わらず、離れたくない心地よさを
感じるのはなぜでしょうか。

ここまで絶賛されるホテルについて
著者は「私がずっとこのホテルにいたいと思う理由」を次のように分析します。

深山の静けさ、鳥のさえずり、目前には白浜の海が広がる。

外の世界を遮らないような感覚にさせてくれる部屋は、
そのシンプルな空間の快適さが他と比較できないほどであるから。

あなたもホテルに泊まったとき、部屋の中が家具や雑貨のみでシンプルな作りになっていると気づいた経験はありませんか?

例えば
・余計な家具は一切ない和室。全体の美観を損なわない作り付けの押入れや戸棚のみが置かれている。
・無駄がそぎ落とされたホテル。上質な家具や雑貨のみでシンプルにしつらえてある。

たった数日間、必要な物だけを持って滞在したホテルでの時間。

多くのものを管理する責任から解放されて、
今の自分にとって必要な物だけと向き合う贅沢な時間を与えてくれるのです。

「毎日の中にプチ贅沢を散りばめる」

最後に「毎日の中にプチ贅沢を散りばめる」について解説していきます。

冒頭でも触れましたが、
物が足りないことに意識が向いてしまうと、それは物が溢れてしまう原因となります。

では、目の前にある物にだけに心を集中させたいときは、どうすればよいのでしょうか。
本書の最も重要なテーマとして扱われている「贅沢」という観点から考えてみます。

日本人は週末や連休に、いつもよりちょっとコストのかかる体験をしたり、
良いものを食することをプチ贅沢と呼んでいます。

しかし、休みとなったら大型連休をとって完全なる非日常を味わう西洋の文化では、
プチ贅沢という感覚はありません。

お正月、温泉へたった一泊するために
わざわざ渋滞のなか、往復8時間もかけて旅行へ行く。

これは西洋の感覚で言えば正気の沙汰とは思えない時間の無駄遣いです。

逆に日本人の感覚では、少し余裕ができたからといって
庶民が別荘を買ったりする西洋の文化こそ信じられないように感じてしまいます。

つまり、贅沢の解釈は個人や国籍、育った文化によって様々にあるということがわかります。

「こんな暮らしをしているから贅沢」と自分がご機嫌に感じられる軸は、
人によってそれぞれということです。

例えば

・毎朝、おきにいりの豆でコーヒーを淹れる。
・自分を高めるアイテムとして、好きな色の口紅を持ち歩く。
・書き心地の良いノートを選ぶ。

自分の心が「プチ贅沢」を味わえるものならば、どんなことでも構いません。

なんでもない日々の中で心が踊る瞬間を作ることこそが、
シンプルで贅沢な暮らしを送る秘訣なのです。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「物を選ぶ経験から物を持つマイスタイルを作っていこう」ということ

そして「自分が心躍る空間と時間を作り、丁寧に暮らす」ということでした。

物が溢れ、たくさんの富と物資を持っていることが豊かであるとされた時代は終わりました。

このような時代での贅沢とは、自分の好きなものだけに囲まれて、
より少なく、ゆっくりと流れる時間の中で丁寧に暮らすことにあります。

しかし、社会のスピードに従って生きていると、ものを少なく減らして暮らすことも、
ゆっくりとした時間で生きることも、難しくなってしまいます。

自分が大切にしたい物や時間は何なのかを見出すこと。
そして流行り物や人が持っている良いものに流され羨む感覚からフッと離れることが叶えば心穏やかに過ごせるでしょう。

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