片付け

自分を操る超集中力

「集中力を自在に発揮して時間を効率よく使おう」

今回は「集中力を自在に発揮して時間を効率よく使おう」というテーマについて、
メンタリストDaiGoさん著「自分を操る超集中力」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、集中力を引き出す仕組みと方法について学ぶことができます!

今回の研究資料
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突然ですが、何をしても集中力が続かない。もっと効率よく時間を使いたい。
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?

集中力にまつわる最大の誤解は「集中力=生まれ持った資質」という思い込みです。

この誤解があるせいで、人は集中できない自分を「人より劣っている」と感じ、
「怠け者だと思われてる?」と悲観して自信が持てなくなります。

ですが、本当はそんな後ろ向きな気持ちになる必要など全くないのです。

今回ご紹介することを実践していただくと、
集中力は仕組みを知り、トレーニングすれば誰でも鍛えられる
という学びを得られることでしょう。

「ウィルパワーをコントロールして、集中力を上手に引き出そう」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「ウィルパワーをコントロールして、集中力を上手に引き出そう」です。

集中力をつけるために知っておかなければならないことが、1つあります。
それは「集中力の源」についてです。

集中力が湧き出す泉は、ヒトの額から2~3センチ奥、「前頭葉」にあります。

前頭葉は、「思考や創造性を担う脳の最高中枢である」と考えられていて
その進化によって、人間は他の動物にはない力を獲得しました。

それが思考や感情をコントロールする力で、
この力は「ウィルパワー」と呼ばれています。

ここでは、ウィルパワーを正しく理解するため
3つのポイントに絞ってご紹介していきます。

1.集中力の源は、前頭葉のウィルパワー
2.集中力を鍛える2つのアプローチ
3.効率よく集中するための時間の使い方

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

1.集中力の源は、前頭葉のウィルパワー

まずはじめに「1.集中力の源は、前頭葉のウィルパワー」について解説していきます。

思考や感情をコントロールする力、それが「ウィルパワー」です。

それは前頭葉の体力のようなもので、人それぞれ一定量があり、
集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。

また、良い睡眠やエネルギーになる食事を摂ることによって補給されます。

この「ウィルパワー」には、2つの特徴があります。
・総量があり、集中力を使うことによって消耗していく。ということ。
・ウィルパワーの出どころは1つしかない。ということ。

特に重要なのは、2つめの出どころが1つである。という点です。

私たちは、仕事、ダイエット、スポーツ、コミュニケーションといった行動を
それぞれ切り離して考えます。

つまり、「仕事が行き詰っていることと、ダイエットを続けられるかどうかは関係がない。」
と考えがちですが、実はそうではありません。

全く関係のないはずの行動でも、使われるウィルパワーの出どころは同じなのです。

例えば、仕事でうまくいかないようなことがあれば「ウィルパワー」は消耗され
それが「ダイエット」にも影響を及ぼします。

ウィルパワーが消費されてしまい、脳が休息を必要とする状態になっているのです。

一般的に集中していると言われるのは
「何かやろうとしているときや、取り組んでいるとき」のことです。

その他にも「なにかを我慢しているとき」や「なにかをしたいと望んでいるとき」にも
ウィルパワーは消費されます。

前頭葉には「やる、やらない」の選択や「やろう!」と決断する思考を担う領域がそれぞれにあります。

そして、その1つ1つの領域を使った選択や決断の際に、たとえそれが、どんな些細な事であっても
脳は集中力を使い、ウィルパワーも減っていくのです。

こうして疲労が蓄積されていく様子は、筋肉を使ったときと似ています。

重いものを何度も持ち上げていると、体が疲れてきて動かなくなるように
なにかに没頭したり、誘惑に抗ったり、目標や明日の予定を考えたりする度に
ウィルパワーは消費され、集中力が発揮できない状態になってしまうのです。

2.集中力を鍛える2つのアプローチ

続いて「 2.集中力を鍛える2つのアプローチ 」について解説していきます。

「ウィルパワーを鍛えるなんてできるの?」もしかするとそう感じるかも知れません。

しかし、集中力の源であるウィルパワーを高めるトレーニングは
とてもシンプルで、たった2つの考え方からできています。

1つはトレーニングによってウィルパワーの総量を増やす方法。

もう1つは、ウィルパワーの消費量を、日々の行動や習慣を変えることによって節約していく方法です。

これが、最も効率的な集中力の鍛え方となります。

生まれつき筋力が強い人もいれば、そうでない人もいるように、持って生まれたウィルパワーにも個人差があるのは確かです。

しかし、筋力が弱い人でもトレーニングで筋肉を鍛えることでパワーアップできるようにウィルパワーも鍛えることが可能です。

その一つの方法として「姿勢に気を付けて生活する」というのがあります。

意外な方法かもしれませんが、日頃、無意識に行っている行為を「やらないようにすること」は
強い集中力を必要とするからです。

普段、なかなか意識しない行動です。

私たちは気づくと猫背になったり、肘をついたり、足を組んだりしていますが
「姿勢に気を付けて生活する」と意識することで、無意識の行動が強く認識されます。

無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動を
繰り返せば繰り返すほどウィルパワーは鍛えることが出来るのです。

これは「セルフモニタリング効果」と呼ばれ、
自分で自分の行動を客観的に「観察」して「うまくいった、いかなかった」を評価し、
そこから生じる達成感や反省によって、行動をさらに強化できるという働きです。

このように自分の無意識の行動を観察するトレーニングを行うことで、
持って生まれた資質や性格とは関係なく、誰でもウィルパワーの総量を増やすことが出来るのです。

3.効率よく集中するための時間の使い方

最後に「3.効率よく集中するための時間の使い方」について解説していきます。

高い集中力を持った人は、長時間の集中状態を持続させている。

そんなイメージがありますが、実はそんなことはありません。
そもそも人間の脳は、集中力を持続させないようにできているのです。

なぜなら、はるか昔野生の時代に生きていた記憶が「本能」として残っているからです。

例えば、サバンナに生きる草食動物が食事に集中していたらどうでしょうか?

食事に夢中になっていたら、いつ肉食動物に襲われるか分かりません。
自然界においては、集中していない方が生き残れるのです。

では、どのくらいの間なら集中力を持続できるのでしょうか。

最新の研究では、十分に鍛えられている人でも「120分」といわれていて
一般的な人では、長くて30分程度になります。

元々、持続しない性質を持った集中力は、作業を始めると徐々に高まっていき、
ピークを過ぎると一気に下降していきます。

一見、集中力がずっと続いているように見える人ほど、うまく休憩を挟み
短時間の集中状態を繰り返しているのです。

この「集中力は長く続かない」という性質を逆手に取り、集中できる時間を
効率的に使っていく方法があります。

それは、あらかじめ時間を「15分、20分」と短く区切り「もうちょっとやれたかな?」というところで
仕事や勉強を打ち切ってしまう方法です。

ウィルパワーを使いすぎないので、疲れがたまりにくく、区切りが良いので時間管理もしやすくなります。

そして最大のポイントは「早く続きをしなきゃ」というモチベーションのキープが出来ることです。

余力のあるタイミングで、あえて休憩を挟むことで、再開時にスムーズに集中できるようになります。

これは「焦らし効果」と呼ばれていて、手を止めて、その場を離れたとしても
脳は、やりかけのタスクを考え続けてくれていることが分かっています。

集中力は、自由な時よりも制限のある状態の方が高まります。

例えば、「定時に帰る」というデッドラインが定まると、
そこまでに最低限片づけなければならない仕事量と、かかる時間を意識し、発想が変わります。

つまり、使える時間が制限されていた方が、選択肢が絞られ、その結果
ウィルパワーの浪費が減り、集中力が増すのです。

集中力の高まった状態での仕事や勉強は、費やした時間が同じでも
より質の高い成果につながります。

ウィルパワーを上手にコントロールして、限りある時間で最大限の成果をあげましょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「人は選択や決断の時に、集中力の源「ウィルパワー」を消費している」ということ
そして「誰でもトレーニングでウィルパワーを増やすことが出来る。」ということ
最後に「短時間で区切ってこまめに休憩した方が集中力は持続する」ということでした。

ウィルパワーを上手に消費することによって、集中力は持続させることが出来る。
という事を学びました。

よく「重要な仕事ほど忙しい人に頼め」と言われますが、
これは忙しい人ほど、集中力を活かす方法を身につけているからなのです。

集中して作業することが習慣化されているので、同じ時間でも
人の2倍、3倍の作業量をこなすことが出来ます。

そして、これは持って生まれた才能ではなく、トレーニングによって
身につけていくことが出来ます。

今回ご紹介した内容は、本書の中でも、ほんの一部ですので
もっと詳しく知りたい!自分も集中力をつけたい!と思った方はぜひお手に取ってみて下さい。

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