片付け

ためない習慣

「限られた時間を大切にする習慣」

今回の研究資料
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突然ですが、もっと上手に時間が使えるようになりたい。
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?

みなさんは「習慣」というと、どのようなことを思い浮かべるでしょう。

「運動」や「読書」「芸事」など、努力の蓄積がそのまま成果に反映する
「積み上げる習慣」ではないでしょうか?

実は「習慣」には、2種類あるのです。

今回ご紹介することを実践していただくと、
ある問題を取り除き続けることで身につく「ためない習慣」が人生の質を高める
という学びを得られることでしょう。

「自分にとって大切な時間とは何かを、頭の中で整理しよう」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「自分にとって大切な時間とは何かを、頭の中で整理しよう」です。

今回の取り上げた本書には、一見すると地味ですが、人生を生きやすくする
「ためない習慣」について、多岐にわたって書かれています。

片付けや掃除、家事全般、心の問題などについて、どうすれば良い習慣が身につき、
どのように人生が好転するのかが筆者の実体験と合わせて綴られておりとても興味深い内容となっています。

ここでは、ついつい時間を無駄にしてしまいがちな行動から
3つに絞って「ためない習慣」をご紹介していきます。

1.仕事が大変で、家族や友人関係がおろそかになる
2.ネットサーフィンをしてしまう
3.落ち込み時間をなくしたい

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

1.仕事が大変で、家族や友人関係がおろそかになる

まずはじめに「1.仕事が大変で、家族や友人関係がおろそかになる」について解説していきます。

仕事が忙しくて時間がない。

これは長らく男性に多い悩みでしたが、女性の社会進出とともに、
今では男性だけのものではなくなってきているようです。

むしろ、女性の方が、家庭や社交においては悩みが深いかもしれません。

家族で話す時間を持ったり、子供の学校行事に参加したり、
夫婦間で記念日を祝うなど、家族で過ごす時間はとても大切ですが
忙しいと次第に省略してしまいがちです。

それは、家族だから「忙しい」と言えば理解され、甘えられるからでしょう。

しかし、それが続けば家族の関係もぎくしゃくしてくるでしょうし
長い年月を共にするのですから、大事にしないツケは高くつくものです。

旧来の友人と声を掛け合ったり、新しく知り合った人と交友を深めたり
そういった社交も人生を豊かにするものです。

それなのに忙しさを理由に、誘ってもらっても「また今度で」と
何度も断ってしまったりすると、疎遠になったり、せっかく繋がった人との交流が
途絶えてしまう事もあります。

では、人生において「家族や友人」と「仕事」はどちらが重要なのでしょうか。

昭和節で語るなら「仕事」を優先する人もいるかもしれませんが
多くの人にとって「家族や友人」は、人生で最も大切にするべきものに挙げられると思います。

家族や友人との関係を大切にするためには、そういった予定を
仕事よりも先に入れてしまう習慣を持つと良いと思います。

「天引き貯金」のように、
仕事よりもプライベートを、無理にでも先に突っ込んでしまうのです。

その上で仕事をやりくりするのです。

「仕事が暇になったら」と、いつまでも未来に持ち越していても
その日は、自分で作らないとやってこないかもしれません。

大切にしたいことを優先する習慣を身につけ、限りある人生を
より豊かに生きましょう。

2.ネットサーフィンをしてしまう

続いて「2.ネットサーフィンをしてしまう」について解説していきます。

パソコンを使った作業をしていると、どうしても陥ってしまうのがネットサーフィン。
職場、自宅問わず、誰しも覚えがあるのではないでしょうか。

ユーチューブやSNSなどの類は「無限の泉」とも呼ばれ、その名の通り
知りたいことや興味のあることが次々と湧いて出てきます。

無意識に触れていたら、いつまででもネットサーフィンを続けてしまうでしょう。

しかし、作業の間のちょっとした暇つぶしだったはずが、
夢中になるあまり、本来の作業を遂行できないようでは困りものです。

また、プライベートであっても、あまりにネットサーフィンに時間を奪われすぎて
家事やほかのやるべきことに支障が出てしまっていたら、これはあまり良いことではないでしょう。

人間の意志など弱いものです。

常時接続が一般的となった今、暇な時間とパソコンやスマホがあって、
いつでもネットが出来るとあれば、よほど強固に自制している人でない限り
アクセスせずに過ごすのは困難でしょう。

職場においては、モニターを、あえてほかの社員からも見える角度にしたり
ネットサーフィンに溺れそうなときは、10分ごとにアラームが鳴るようにセットするなどして
時間を意識できる状態を作ると良いでしょう。

自宅においては、ブラウザを開くのが億劫になるように
パソコンは使っていない時は電源を落としたり、パッと開けないところにアイコンを置いたりして
ちょっと面倒だと思える状態にしておくと効果があると思います。

今や、かつてのテレビのダラダラ視聴がネットサーフィンに取って代わりました。

時間を必要以上に奪われない為にも、「食後だけ」とか「寝る前の一時間だけ」と
時間を決めて楽しむ方が、時間を有効に使えるようになるでしょう。

3.落ち込み時間をなくしたい

最後に「3.落ち込み時間をなくしたい」について解説していきます。

また失敗して怒られてしまった。嫌なことがあったけど、誰にも愚痴れない。

いい年してやってしまった。

誰だって、普通に生きているだけで、こんな風に気持ちが沈むことはあります。

鬱々として眠れなかったり、家事や勉強が手につかなかったりすれば
時間の無駄だし、二重に損しているような気になってしまいます。

確かに、大事な人生の一部を、そんな感情に費やしてしまうのは
非常にもったいないように思います。

しかし、悩んだり落ち込んだりする時間は、生きている限り、完全になくすことはできません。

「悩みなんて気持ちの問題!」と、自分の悩みを否定し、
無理にポジティブにふるまう事は、あまり効果がないと思います。

つらいことですが、落ち込んだ時はそれを受け止めて、きちんと悩んだ経験のある人の方が
話をしていて奥行きがありますし、思いやりのある素敵な人格を形成するのではないでしょうか。

落ち込んでいる時間をなるべく早く切り上げたいときは、悩まないように気をそらすのではなく
むしろトコトン悩みと向き合い、言葉にして外に排出するのが良いとされています。

ですが、誰かに向かって言う必要はありません。
一人でいるとき、紙に書きだしてみましょう。

つらい気持ち、相手に言ってやりたかったけれど言えなかった言葉
自分を守るための言葉、それら全部を書き出すのです。

「言葉にしたからって、何も解決しないよ」と思われるかもしれませんが
書くことはとても大切です。

言葉で表した瞬間、気持ちが形となって、自分と切り離すことが出来るのです。

自分の中で一体となってしまっていた苦しみを、いったん自分の外に出すことで
その形と大きさを確認することが出来ます。

そうすることで、案外小さなことで悩んでいたことに気が付くかもしれません。

言葉にする事は、時としてつらい作業ですが、心の整理に役立ちます。

日記やブログ、手紙でもいいですし、書くのが面倒なら
枕に向かって叫んでも良いと思います。

いつまでも心のうちに抱え込んで悩んでいるよりも
ずっと早く気分が晴れることでしょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「家族や友人との時間は、仕事より前にスケジューリングしよう」ということ
そして「ネットサーフィンは時間を意識して、ほどほどに楽しもう」ということ
最後に「悩み事は、貯めこまず言葉にして排出しよう」ということでした。

自分が何に時間を使いたいか意識的することが大切であるという事。

あとあと無駄だったと思ってしまう時間の使い方は、
できるだけ避けて有意義な人生にしようという事を学びました。

毎日繰り返す些細な行動を「なんとなく」適当に片づけたり
放り出したりせず、少しづつでもきちんと処理していくことで
「ためない習慣」は身につきます。

他人から見れば、大きな変化が表れないので、些細なことに見えてしまうかもしれませんが
こうした生活に密接した小さな習慣こそが、人生を左右するのではないでしょうか。

時間は貴重です。その意識をもって
日々の生活を過ごせる良い習慣を身につけていきましょう。

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