片付け

科学的に自分を変える39の方法

「世界中の研究者たちが実証した欠点克服の方法」

今回の研究資料
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突然ですが、どうしても自分を変えられない。何か具体的な方法はないものか。
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?

「こんな自分が嫌い。生まれ変わりたい」
「もうしないって決めたのに、またやってしまった」

変わりたくても変われない、人間とは心弱き生き物です。
しかし変わりたいという「意志」だけではなかなか変われないものです。

今回ご紹介することを実践していただくと、
変わる為には「意志」ではなく、具体的で簡単なアクションを起こそう
という学びを得られることでしょう。

「やらなければ何も変わらない!とりあえず試してみよう」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「やらなければ何も変わらない!とりあえず試してみよう」です。

今回の動画で参照させていただいた本書には、
世界中の研究者たちによる、心理学、脳科学、言語学などの実験や視察で実証された
「科学的に自分を変える」アクションが紹介されています。

全部で39あるアクションを楽しくユニークに実践できるように提案されています。

その39のアクションのうち、ここでは、「お片付け」においてお役に立ちそうなポイントを
3つに絞ってご紹介していきます。

1.優柔不断を治したい
2.怠け癖を治したい
3.計画性がない

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

1.優柔不断を治したい

まずはじめに「1.優柔不断を治したい」について解説していきます。

人生は選択の連続です。どの学校に入るか、どの会社に入るか、誰と結婚するか。といった
大きな決断をはじめ、毎朝の朝食選び、どんな洋服を買うか、何を手放すか、など
常に決断に迫られています。

大小さまざまなターニングポイントで、なかなか自分で決断できない優柔不断な人が多い一方、
なんでもサッサと決めてしまう人もいます。

毎日着る服もパッと決めて、向いてない会社だと思ったらパッと転職活動を始めて、次を決めてしまう。
決断力のある人は、自分の決断に自信を持っているようです。

逆に言えば、優柔不断な人は「自分の決断に自信がない人」と言えます。

今の世の中、情報も多いですし、選択肢も大量にあるので、決断力が鈍るのは仕方ないですが
自信がない人は、自信がある人の真似をしてみてはどうでしょうか?

例えば、職場の上司や同僚、親しい友人など、信頼できる人を設定し
「この場合、あの人ならこうするだろう」と、出来る人のマネをしてみるのです。

南デンマーク大学の研究では「好みの似た人の選択するものをまねる場合」と
「多くの人が選択するものをまねる場合」では、
好みの似た人の選択をまねる方がパフォーマンスが良いという事を、14000人のデータから明らかにしました。

有名なミュージシャンだって、音楽を始めたばかりの頃は
その人が「神」とあがめるミュージシャンのコピーから入ったでしょうし
ダンスのレッスンでも、先ずはインストラクターを真似ることからスタートします。

できる人をまねる、というのは決して手抜きではありません。
真似ることを通して決断までのプロセスを身につけ、いつか自身で決断できるようにすればよいのです。

ビジネス世界の成功法則に「TTP」というのがあります。これは「徹底的にパクれ」の略です。

「模倣は創造の母」といわれます。

産業も芸術も模倣によって発展してきたように、好みが似ている人、尊敬している人の思考を真似していけば
大きく失敗することはないでしょう。

まずはそうやって「とりあえず決断力の遅さ」を解消しましょう。

それを繰り返していくうちに、選択の迷いが薄れ
いずれは自分の心の声が信じられるようになるでしょう。

2.怠け癖を治したい

続いて「2.怠け癖を治したい 」について解説していきます。

3連休初日。早めに洗濯して、それから掃除機もかけて
それから買い物に出かけて、ジムにも行こう!夜は映画でも見てゆっくりしようかな。

こんな理想的な休日を思い描いていたのに、実際はベッドでゴロゴロテレビ見てた。

やろう、やろう、という気持ちはあるものの、つい怠けてしまって
行動がついていかないことってありますよね。

日頃、目いっぱい働いていたら、体も疲れているでしょうし、仕方ないのかも知れません。

ですが逆に、嫌々溜まった食器を洗い始めたら、気づけばキッチンの掃除までやっていた。

やりたくなかった仕事だったけど、始めてみたら意外と捗った。といったように
「いざやり始めたら、やる気モードになっていた」という経験はありませんか?

人間の脳には「側坐核」という部位があり、これがいわゆる「やる気」の源です。
つい怠けてしまう人は、この側坐核を機能させればよいのです。

一見、難しい事のように思いますが、いたって簡単。
「体を動かす」ただそれだけです。

「やる気が出たから体が動く」ではなく「体を動かすからやる気が出る」のです。

これは「声を出す」でもOK。
やる気が起きない時はまず体から!これが鉄則です。

何でもいいから、とりあえずやり始めるのが一番やる気がでるのです。

リヨン大学やドレクセル大学の研究では
「声を出しながら動作を行うとパフォーマンスがアップする」ことがわかっています。

私たちは普段から、重い腰を上げたり、動作に勢いをつけたいときに
「よいしょ」とつい言ってしまいますよね。

これはまさに、声出し効果を実践しているわけです。
打撃系の格闘技でパンチやキックの際に「シュッ!シュッ!」と言ってるのも
同様の効果を狙っていると考えられます。

行動が遅いという自覚がある人は、自分なりのやる気スイッチが入る言葉を
設定すると良いでしょう。

これに別で紹介されている「パブリックコミットメント」を合わせ技で使います。

簡単に説明すると「他人に対して自分の意見や立場を明確にすると、そうなろうとする意識が強く働く」というものです。

少しまとめると、体を動かす!動きに声をつける!行動を宣言する! になります。

やる気が出ない時こそ、誰かにやる!を伝え、「やるぞ!」と声を出し一気に動き出してしまえば
そのあとは自然と体が動いてくれることでしょう。

3.計画性がない

最後に「3.計画性がない」について解説していきます。

あのときもっと計画を練っておけばよかった、という後悔は誰にでもあると思います。
例えば、社内プレゼンの資料が甘かった、無計画で旅行にでたら散々だったなど。

度胸があるのは良いことですが「念のため」の作業をやっていないと
些細なことがきっかけで総崩れになってしまう事もあります。

順序や段取りを重視される場面というのもありますから、
ある程度の計画性は持ち合わせていたいものです。

計画性がない、ということは見方を変えれば「衝動性が強い」ということ。
先のことをあまり考えず、目の前のことに気を取られてしまう人と言えそうです。

ジュネーブ大学の研究では、衝動性と計画性がないことは、近いものであることが分かっています。
衝動性とは、主に次の4つのタイプに分けられます。

・切迫感:何でも今すぐやらないと気が済まない
・計画性のなさ:考えたりせずに行動する
・忍耐力のなさ:長い時間かかるタスクをすぐ諦める
・刺激の追求:刺激や快感が得られることばかりやろうとする

これらの性質と意思決定との相関を調べたところ
無謀な意思決定をするのは、計画のなさが一番の要因となっていることが判明しています。

自分を制御する能力がなく、計画や順序などを無視してしまうのです。

一方で、トロント大学の研究では
「自問自答」がコントロールするのに役立つことが分かっています。

自問自答するだけで、衝動的に選びやすい選択肢を、誤って選ぶ確率が下がるのです。
つまり自己コントロール能力が上がったことを意味します。

このように、理性を働かせるためには言語の力を利用すると良く
何でも無計画で進めてしまうような傾向がある人は、
今自分がやろうとしていることを、いったん脳内再生して、自問自答してみましょう。

「備えあれば憂いなし」。
もともと咄嗟の勝負に強い人であったなら、計画性を伴うことで
さらに周囲からの信頼もアップする事でしょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「優柔不断を治すには、好みの似た人の選択をまねることから始めてみよう」ということ
そして「怠け癖を治すなら、やるぞ!と宣言して、とにかく動き始めてしまおう」ということ
最後に「計画性を得るには、何事もいったん自問自答してみよう」ということでした。

今回は一般的には短所とされる思考の特徴を、科学的に変える方法として3つ
ご紹介させていただきました。

これらの方法は、さまざまな研究データや理論に基づき、かつ簡単に実践できる方法です。

完璧ではない、それが人間らしさでもありますが、
人には理想があります。

欠点とされる行動パターンを修正して、劣等感や嫌悪感を克服できたり、
周りとうまくやっていけるようになれたなら、それに越したことはありません。

いつもの行動に、科学的な方法をプラスして
少しでもポジティブに変えていけるなら、きっと実践する価値があると思います。

本書にはまだまだ、面白い欠点克服方法がいくつも紹介されていますので
気になった方は、是非お手に取ってみて下さい。

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