片付け

人生の居心地をよくする ちょうどいい暮らし

「SNSに振り回されない、自分が心地よいと思える暮らしを目指そう」

今回の研究資料
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突然ですが、最近、自分の変化のない生活に自信が持てない、他人の生活に比べて引け目を感じてしまう
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?

昔、「ひと様の暮らしぶり」なんて、そうそう見ることはありませんでした。

テレビや雑誌で紹介されるライフスタイルは、芸能人や文化人といった特別な人のものばかり。
だから、自分の家とは違っていても気になりませんでした。

でも今は「普通の人の普通の暮らし」の情報が溢れています。

以前は見ることのなかった、普通の人の「素敵な暮らし」は
自分の暮らしに自信の持てない人の心を波立たせます。

「自分には関係ない」と思ってはいても、
疲れていたり、心のゆとりがない時は、どうしても気になってしまうものです。

今回ご紹介することを実践していただくと、
毎日が完璧でなくても、居心地のよい人生は送ることが出来る。
という学びを得られることでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「誰かと比べることから卒業しよう」

一言でいうと「誰かと比べることから卒業しよう」です。

本書の表題となっている「ちょうどいい暮らし」は、自分の思った通りの
自分サイズに合わせた、自分に一番似合うものを手に入れる方法です。

それは誰かを見本にした真似事のような生活ではなく、
自分だけのオリジナルを追求すること。

オーダーメイドのスーツのように、既製品にはない
自分仕様にこだわった生活を目指す考え方なのです。

ここでは、自信をもって自分の暮らしを楽しむ為の考え方を
3つのポイントに絞ってご紹介していきます。

1.素敵な暮らしもくたびれる
2.幸せそうに見られたら、幸せになれる?
3.「ちょうどいい暮らし」のススメ

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

1.素敵な暮らしもくたびれる

まずはじめに「1.素敵な暮らしもくたびれる」について解説していきます。

たとえば、メディアに溢れる美しいインテリアや料理に触れた時
友達の素敵な暮らしぶりがうかがえるSNSの投稿を目にしたとき。
周りの人のお弁当が、すごく凝っているのを知った時。

自分なりに楽しく暮らしているつもりだったのに、
他人の「オシャレな暮らし」を目にすると、なんだか急に自分の暮らしが色あせて見えてしまいます。

SNSが隆盛の現代、インスタグラムやフェイスブックなどを筆頭に、
誰もが自分の暮らしを気軽に発信できるようになりました。

「今日のごはん」や「会心のコーディネート」「ビシッとキマったインテリア」など。

何気ない日常も、写真で切り取ることで、キラキラと輝きだします。
素敵な写真には「いいね!」がたくさんつき、励みにもなるでしょう。

交流によって「友達」が増えれば、発信はますます楽しくなります。
「平凡な毎日」を「素敵な暮らし」に変える力がSNSにはあるのです。

ですが、「素敵な暮らし」は、時としてインフレを起こします。

「この料理は前と同じメニューだからSNSに載せられない」
「あの子と被ってるしこの服はもう使えない」
「もっとインスタ映えする写真が撮れるところに出掛けなくっちゃ」

もっと素敵に、もっと楽しそうに、と際限がありません。

でも日常なんて、そうそう楽しい事ばかりは起こりません。

毎日毎日おしゃれなグッズを買うわけにもいかないでしょうから
「素敵」を維持するのも大変です。

なんであれ追求しすぎれば、それはストレスになってしまうものです。

はたして、そこまでして素敵な毎日を送らなければいけないものでしょうか。
少し疑問に感じませんか?

2.幸せそうに見られたら、幸せになれる?

続いて「2.幸せそうに見られたら、幸せになれる?」について解説していきます。

他人の「素敵な暮らし」にインスパイアされて、自分の暮らしを見つめ直す。
それによって暮らしが変わり、毎日が楽しくなるのは、とても素晴らしいことです。

素敵な人、暮らし上手な人と同じにすればうまくいく。
そう考えるのは自然なことだと思いますが、必ずしもそうなるとは限らないのです。

料理のモチベーションを上げようと、お料理写真をインスタにのせていたら友人間では大好評。

意気揚々とさらに美しい写真が撮りたいと思い、写真映えするお料理作りに熱中するうちに
「最近、ごはんの時間が遅い」「いつも冷めてる」と肝心の家族には大不評。

なんてことは往々にして起こりえます。

「素敵な暮らし」は、自分や家族がそれを楽しみ、毎日が豊かになってこそ意味があるもので
本来、他人に見せる必要はなかったものです。

それがネット社会の到来によって「暮らしの劇場化」が起きています。

人々の暮らしが、カタログやショーのようになってしまっているのです。
それは、時代の流れとして自然なことではありますが、注意が必要です。

「私の素敵な暮らし」アピールが習慣になると、それ自体が自己目的化してしまうことがあります。

お金は本来、生きていくために必要で、暮らしを豊かにするために稼ぐものですが、
不思議と、稼げば稼ぐほど、稼ぐことが目的化してしまう傾向があります。

実は、家事でもそれに似たことが起きるのです。

こうなると、どんなに素敵な家に住み、どんなにおいしい料理を作っても
家族の誰も幸せになれない。という不幸な事態に陥ってしまいかねません。

「素敵な暮らし」は、基本、自分のためのものです。
他人に褒めてもらうものではありません。

家事もインテリアもファッションも、自分と家族の幸せのためにあります。

「幸せになりたいのか?」「幸せに見られたいのか?」

幸せになりたいのであれば、「人に褒められること」と「幸せ」とは
切り離して考えるようにしましょう。

3.「ちょうどいい暮らし」のススメ

最後に「3.「ちょうどいい暮らし」のススメ」について解説していきます。

「誰かみたいなおしゃれで素敵な暮らし」は疲れる。

家事の達人みたいにはなれないけど、すべて切り捨てることはなく
家事と暮らしを適度に楽しみたい。

そんなとき、どうすればいいのでしょうか。

例えば、センスのいいひとのスタイルを取り入れて、
その人が持っているのと同じ素敵なものを買い集めたとしても、その人と同じ生活にはならないと思います。

同様に、ものをたくさん捨てたからといって、それだけで暮らしがスッキリ快適になるわけではないでしょう。

なぜなら、暮らしは「名詞」ではなく「動詞」だからであり、ものではなく行動だからです。

モノを変えるだけでは、暮らしはそんなに変わりません。

素敵な暮らしをしている人の家には、確かに素敵なものがたくさんあります。
ですが、それはその人の、ほんの一部分で、氷山の一角に過ぎないのです。

そこに至るまでに、様々な素敵な経験や人脈などを蓄積してきたからこそ、
その暮らしが似合うのであって、部分的に切り取って真似したところで
真似した人の心地の良いものとはならないでしょう。

素敵な暮らしをしたいなら、素敵な暮らしになるような「行動」が必要なのです。

理想の暮らしを掲げてみることは大切ですし、必要です。
でも、その理想と自分が程遠いからといって、焦ったり自分を責めてはいけません。

「今いる自分、住んでる家、今持っているもの、今ある技術」だけで
できるところから理想に近づけば良いのです。

今あるモノ、今の自分から作っていく暮らし。これが「丁度良い暮らし」。

そこには、有名人のインスタみたいに目を引くものはないし
人に見せて感心されることも特にない。

そんな飾り気はないけど実があって、自分と家族が
本当に幸せになれる、楽しめる暮らしです。

人に自慢するために「素敵な暮らし」を追求することをせず、
「これが自分です」と胸を張って言える、暮らしを目指しましょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「SNSでアピールするために頑張りすぎないようにしよう」ということ
そして「他人と競い合っても幸せな暮らしは得られない」ということ
最後に「SNSで見えているのは人の生活の一部分でしかない」ということでした。

人に自慢するための生活ではなく、自分に合った生活を心がけることが
幸せな暮らしである。という事を学びました。

毎日がにぎやかで楽しい事ばかりの日常を送っている人など
実際にはごくわずかしかいません。

地味な生活風景や辛い仕事をSNSに載せても面白くないので
みんなが絵になるほんの一時を切り取ってSNSを飾っているに過ぎません。

ですから、SNSは「話半分」くらいで受け取るのが丁度良いのではないでしょうか。

周りから見れば、きっとあなたのSNSも「素敵!楽しそう!」と
思われていることでしょう。

「素敵合戦」のアピールは、ほどほどにして
「幸せに見せる」よりも「幸せになる」ことを考え
自分らしい生活を目指しましょう。

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