片付け

ドイツ流 美的シンプルライフのすすめ

シンプルで心豊かな暮らしをドイツの生活から学ぶ

今回の研究資料
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突然ですが、最近いろいろと無駄遣いしてしまうので考えを改めたい。
と悩んでいる方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
節約とはシンプルライフの基本的な考え方である
という学びを得られることでしょう。

モノを大切にするための節約精神を身につけよう

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「モノを大切にするための節約精神を身につけよう 」です。

みなさんドイツというとどのようなイメージが浮かびますか?
歴史ある街並みに古城、ビールやウィンナー。自動車産業が強く音楽好き。

ドイツ人は真面目で倹約家!というのも昔から言われるイメージの一つではないでしょうか。

もちろんすべてのドイツ人がそうだとは言えませんが
気質としては日本人に近く、その生活様式からは
見習うところが多いように感じます。

今回は、そんなドイツ人の生活スタイルから
豊かな暮らしのヒントを学んでいきたいと思います。

ここでは、ドイツ流の豊かな暮らしとは、どのような考え方なのか?
その内容を3つのポイントに分けてご紹介していきます。

1.「Spraren(シュパーレン)節約」
2.「Ordnung(オルドヌング)秩序よく片付いていること」な生活
3.暮らしに溶け込んだ「節約」

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

1.「Spraren(シュパーレン)節約」

まずはじめに「「Spraren(シュパーレン)節約」」について解説していきます。

ドイツ語の「Spraren(シュパーレン)」とは日本語に訳すと「節約」になります。
ドイツ人は「シュパーレン」簡素で豊かな生活をこのむ方が多いようです。

ドイツ人の節約というのは、決して切り詰めた「貧しい生活」をするイメージではなく、
もっと心豊かで、楽しく前向きな意味が込められています。

ドイツ流の節約の意味を挙げるならつぎのようになります。

・お金よりは知恵を絞る
・毎日の服は質素でも、手入れが行き届いていて清潔
・住む家にはこだわりがあり、快適で清潔な空間を保つための努力を惜しまない
・ものにあふれるより、整理整頓された秩序正しい生活をなによりも好む。
・不要なものが家に散乱するほど、心が貧しく豊かさとは程遠い暮らしになると信じている

ドイツ人の暮らしの中にある合理的で実用性のある生活の知恵の数々は、
人間には心地よい「優しい生活」を提供してくれます。

それは、古き良き日本の「質素倹約精神」にも通じているものがありますよね。

例えば、最近日本でもしばしば話題に上がるレジ袋。

ドイツでは何年も前から削減に向けた取り組みが行われていて
エコバッグという存在が当たり前となっています。

近々の話ですが、有料レジ袋さえも廃止の方向で検討されているようです。

買い物は自分のバッグに入る分だけ。
余分なものは買わない。

このようなところにもドイツ人の「Spraren(シュパーレン)」は行き届いているのです。

2.「Ordnung(オルドヌング)秩序よく片付いていること」な生活

続いて「「Ordnung(オルドヌング)秩序よく片付いていること」な生活」について解説していきます。

ドイツ語の「Ordnung(オルドヌング)」とは日本語に訳すと「秩序」になります。
ドイツ人の暮らしの哲学は、Ordnung(オルドヌング)。秩序ある生活習慣をもつこと。

住まいがいつもきれいに秩序だって片付いていれば、毎日の生活がシンプルに上手くいくということ。

そのために、ムダを省き、家を片付け、いつもきれいな家を維持することが必要と考えられています。
ドイツ流の豊かな生活とは、モノをたくさん持つことやブランド品で身の回りを飾る事ではありません。

家の中がいつもきれいに磨き込まれ、広い狭いにかかわらず、いつだれが訪れても自慢できる部屋に住み
秩序正しい生活を送ることが一番だとされています。

部屋がいつも清潔なのは、掃除がしやすいようにいつも片付いていて、思い立ったらすぐに掃除が出来るように掃除道具が身近にまとまっているから。

心も体もいつでも掃除に取り掛かれることが、いつもきれいにたもつコツなのです。

ドイツ流の掃除は「掃除は汚れる前にする」です。

汚れる前とは、「見えない汚れ」のことですから、さっと拭くだけで済みますので労力もいらずとてもラクです。

見えない汚れは放置すると「見える汚れ」になり、とりにくくて時間も労力もかかってしまいます。

見えない汚れをさっと拭く習慣をつけることでいつもきれいで快適な家に住むことが出来るのです。

掃除は暮らしを豊かにする大切な家事労働。

いつも部屋を掃除し、家具を磨いておけば、ものも長持ちし
無駄な買い替えをせずに済み、節約にもつながります。

掃除とは「モノを大切にする」心を育む大切な生活習慣なのです。

3.暮らしに溶け込んだ「節約」

最後に「暮らしに溶け込んだ「節約」」について解説していきます。

ドイツ人は「ケチ」と「節約」をはっきりと区別していて
節約は生活の中で当たり前の「ものを大切にする」ライフスタイルとなっています。

「古いもののよさを見直す」

ドイツ人が古いものを好きなのは、古いものに価値を認めているからです。

壊れても、傷がついても、手入れをしながら大切に長くつかう努力をします。
丁寧に修理すれば、新品を買うより安く、新品同様に蘇るからです。

長年使い続けたものは、愛着が湧くことでより一層大切にされ
環境にも心にも優しく、何よりも無駄な出費を抑えることができます。

靴はもちろん、時計や陶器、家具などの形あるものは修理をして使う事がドイツ流の美的な生活なのです。

モデルチェンジをしたからとか、新しいものはかっこいいから、
などの理由で新しい製品ばかり追い求めていると、まずお金が貯まりません。

古くて手慣れたものほど使いやすく、身体にも心にも優しいことをわすれないのです。

買う基準は、今必要なものか?であり
ものを買いたくなったら、いつも頭に入れておくのが
「必要なものかどうか?」「どこに置くのか」「何のために、誰にあげるものか」ということ。
これらをよく考えていたら、ほとんどのほしいものはリストから抹消されていきます。

シンプルライフの基本は、使えるものは最後まで使い尽くす事なのです。

ドイツ流の暮らしとは、毎日の中で、できるだけゴミを出さず、省エネルギーを考え節電や節水を心がけ
そして、できるだけ「買わない」ことが一番と考えて、無駄な買い物をしないスタイルなのです。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「ドイツ流の節約とは簡素で心豊かな暮らしのためのモノである」ということ
そして「日常の掃除が物を大切にする気持ちに繋がる」ということ
最後に「無駄な買い物はせず、手にしたものは最後まで大切に使おう」ということでした。

節約とはお金を使わないような努力で成り立つものではなく
モノを大切にする生活習慣を身につける事である。と学びました。

この節約体質を日頃から意識するのがドイツ流です。

筆者は巻末に「私は決してドイツ至上主義ではない」と述べ
しかしドイツ暮らしの中で得た「モノを大切にする簡素な生活スタイル」は
人生を豊かに美しくしてくれるものだった。と結んでいます。

環境問題が世界的な課題となって久しい今こそ
ドイツ流の「シンプル」で「スマート」な暮らしを
学んでみてはいかがでしょうか。

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