「一生リバウンドしない片づけ方法」
今回は「一生リバウンドしない片づけ方法」というテーマについて、
石阪京子さん著「一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ」をもとに考察していきます。
この動画を見ることによって、家をたった3日間できれいにする方法を学ぶことができます。
突然ですが、
これまで片づけ本を読んで知識を身につけてきたのに、なかなか家が片付かない
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?
今回ご紹介することを実践していただくと、
どんな家でも3日間できれいに片づける事ができるでしょう。
「思考改革で片づけの意識を変え、3日間を正しく活用する」
それでは具体的な方法を解説していきます。
一言でいうと「思考改革で片づけの意識を変え、3日間を正しく活用する」です。
思考改革で片づけの意識を変えると言われても、イメージがわきにくいかもしれません。
簡単に言うと、片づけに対する考え方を改めるということです。
人はそれぞれ、大切にしているものがちがいます。
つまり、片づけの優先順位も人によってことなるということ。
片づけの知識を得るだけではなく、自分に合った片づけ方を見つけることが重要です。
自分に合った片づけができないと、リバウンドしてしまうことも。
本書でいう思考改革とは、自分が生活で何を優先したいのかを決める事から始まります。
ここでは3日間で完結させる片づけの極意について
ポイントを3つに絞ってみました!"
・片づけ切るための3ステップ
・片づけに使う3種の神器
・3日間のスケジュール
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
「片づけ切るための3ステップ」
まずはじめに「片づけ切るための3ステップ」について解説していきます。
著者の石阪さんは、「片付けること」と、「片づけ切ること」を区別して考えています。
まずは、2つの言葉の違いを紹介していきます。
「片づけ」
文字通り片づけていくこと。一般的な片付けのことを意味します。
「片づけ切る」
片づけをして、自分が望む最高の状態にすることです。
片づけたけれど、部屋の隅にモノが残っているような状態は、片づけ切ったとはいえません。
しかし、片づけ切るのはなかなか難しいのが現実。
ここからは、片づけ切るための3つのステップについて紹介していきます。
ステップ① 思考改革で理想の暮らしを思い描く
まず大切なのは、自分の理想をしっかりと知ることです。
どんな家に暮らしたいのか? 暮らしの中で大切な事はなにか?
これらの事を明確にしておく必要があります。
本書では、片づけ本を読んでも片づけられない原因は、これらの事を明確にできていないからと述べています。
その理由は、他人に仕組みを作ってもらっても、一時的にしか片付かないからです。
人生で何を優先しているかは人によって違います。だから、他人が作った仕組みを利用してみても、一時的にしか片付かないのです。
大切なのは、自分の人生で大切なものをイメージして、その暮らしを実現させるためにはどうすればいいのかを考えること。
そして、それに合わせた片づけを行うことが重要です。
ステップ② モノを管理できる量まで減らし、収納に3割のゆとりを作る
片づけるためには、モノを管理する必要があります。
あなたは、日用品のストック数や、持っている服の数などをすぐに答えることができますか?
モノの数を把握できていないということは、片づけができていないのと同じことです。
数を把握するには、モノの数を管理が行き届く量まで減らすことが一番です。
目安としては、収納スペースにぎっしりモノが詰め込まれている状態ではなく、
3割程度のゆとりができるくらいまで、モノを減らせるといいですね。
ステップ③ 「リセット」で綺麗をキープする
リバウンドを防ぐ為には、定期的な確認が必要です。
せっかくきれいにしたのに元の状態にもどってしまっては悲しいですよね。
そこで、1日15分を使って「リセット」しましょう。リセットとは、モノを定位置に戻すことです。
毎日たったの15分リセットをすることで、常にキレイな状態をキープする事ができますよ。
「片づけに使う3種の神器」
続いて「片づけに使う3種の神器」について解説していきます。
ここでは、石阪さんがおすすめする、片づけを手助けしてくれる強力なアイテム「3種の神器」を紹介していきます。
「紙袋」
家のあちこちに散らばっている
「化粧品」や「文房具」「書類」といった小物を
カテゴリー別に分けます。
これらを紙袋に入れて管理すると小物が散らばる状態をふせぐ事ができます。
どのような大きさの紙袋でも構いませんが、しっかりとした作りのものがよいでしょう。
「空き箱」
使い道は紙袋と同じですが、空き箱の利点は縦に置けること。
縦に置くことで、置き場所の無駄を省くことができます。
小物をカテゴリ別にまとめることで、コンパクトにどこに何があるか分かりやすく収納・管理することができます。
「マスキングテープ」
マスキングテープで収納場所にラベリングをしましょう。
一目でモノの場所がわかるようになります。
ご存じの方も多いと思いますが、
マスキングテープは手で簡単にちぎることができ、簡単にはがせる便利グッズ。
最近では、お洒落なデザインもたくさん販売されているので、
好きなマスキングテープで収納場所を素敵に飾ってみましょう。
ここまでが、本書でオススメされている3種の神器でした。
著者・石阪さんが片づけで重要視することは、床に置いてあるモノや、出しっ放しになっているモノをなくすことです。
そのためには、すべてのモノに住所を決めて収納することがポイントです。
きれいにモノを片付けるために、ぜひ3種の神器を活用してみてくださいね。
「3日間のスケジュール」
最後に「3日間のスケジュール」について解説していきます。
ここでは本書で紹介されている3日間で家を片づける方法について
具体的なスケジュールをご紹介していきます。
初日 「バックヤードの片づけ」
バックヤードとは、押し入れやクローゼットのように、普段は人目につかない場所のことです。
実は片づけをサクサク進めていくためには順番がとても重要なのです。
押し入れなどバックヤードの中には、持っていた事さえ忘れているようなモノがある事も珍しくはありません。
使っていない不要なモノを捨てるだけでも、随分とバックヤードの中に収納スペースが確保されます。
このスペースこそ、家を片づける時のポイントとなります。
2日目 「キッチンと水回り」
キッチンの片づけに頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか?
キッチンの片づけのポイントは、まずモノを減らすこと。
そして、動線を考えて、すべてのモノを戸棚か引き出しに収めることが重要です。
キッチンを外から見たときに、調味料や調理道具が見えないようにしましょう。
そして水回りには、洗剤などのストックを置いていることが多いですよね。
もしストックがたくさんある場合は、持てる数を各種1個までとルールを決めましょう。
無駄にモノが増えるのを防ぐことができます。
3日目 「リビングと玄関」
リビングと玄関を片づける時のポイントは、お客様目線にあります。
お客様に見られる場所だからこそ、客観的な視点が役に立ちます。
自分がお客様になってみると、いらないモノが自然とわかるようになるでしょう。
以上のように、3日間のスケジュールを簡単にご紹介しましたが
もっと詳細を知りたい方はぜひ本書をご覧ください。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「片付け切るには思考改革を行い、定期的なリセットが必要」ということ
そして「3日間のスケジュールに沿って片づけていく」ということでした。
片づけをするには、自分の考えと向き合うことが大切になります。
この部分を無視して片づけをしてしまうと、自分の理想の生活と違ってしまい、
結局はリバウンドしてしまうのです。
リバウンドを防ぐためにも、自分の理想を考えることから始めてみましょう。