片付け

1週間で8割捨てる技術

「つい物を溜め込むエリアにメスを入れる」

今回は「つい物を溜め込むエリアにメスを入れる」というテーマについて、
筆子さん著「1週間で8割捨てる技術」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、キーとなる場所からスタートし、効率よく部屋を片付けるコツについて学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、決まった場所だけいつも物が溜まったまま片付かない
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
いつも物が溜まる場所から、一週間で8割の物を減らしていくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「8割の物は必要ないと認めること」

一言でいうと「8割の物は必要ないと認めること」です。

本書「1週間で8割捨てる技術」で最も全面的に伝えられているメッセージ、
それはタイトルにもある通り「人は所持品の2割で生活できる」ということです。

ところで、パレートの法則というものをご存知でしょうか?
パレートの法則とはイタリアの経済学者によって示された、2対8の法則とも呼ばれ、2割の事柄が全体の8割を生み出していることを示した経験則です。

例えば、次のような例が挙げられます。

・勤務時間のうち2割でその日の成果物の8割を作る
・売上の8割は、全体のうち2割の商品の売上が占める
・あるアプリの利用者の8割は、アプリの機能のうち2割しか使わない

このように自然現象や社会現象にはいつもバラツキや偏りが存在し、
一部の事象が全体の結果に大きな影響を与えていることを示した法則です。

そして、著者でミニマリストの筆子さんは、家にある物もパレートの法則が当てはまるといいます。
極端に言えば生活は所持品の2割でまかなえるということです。

たった2割?と半信半疑になる提案ですが、
今回はそんなパレートの法則を応用した筆子さん流のアイデアについてふれていきます。

ここでは 8割の物は必要ないと認めることについて
ポイントを3つに絞ってみました!

・溜め込みやすいプライムゾーンに注目しよう
・1回あたり15分を厳守しよう
・48時間以内に使うべし

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「溜め込みやすいプライムゾーンに注目しよう」

まずはじめに「溜め込みやすいプライムゾーンに注目しよう」について解説していきます。
本書で紹介されている具体的な片づけのステップは次のように示されています。

1. 根本となるプライムゾーンから手をつける
2. 1セット15分まで時間を制限する

ここではまず1番のプライムゾーンについてご紹介していきます。

プライム(Prime)とは日本語でいうと主要な・最良な・など色々意味がありますが、
ここでは「根本的な」という意味で捉えていきます。

著者の筆子さんは、誰の部屋においても物を溜め込む根本的な原因となる場所、
つまり「プライムゾーン」が存在すると分析します。

それは次のように挙げられます。

・いつか片付けるつもりで”とりあえず”物を詰め込んでいる場所
・過去に使った物がそのまま眠っている場所
・物が収まりきらず、ごちゃごちゃと集められた場所

ある程度の片付けは心がけていても、いまいちスッキリ片付けきらない。
それは、プライムゾーン、根本的な原因を持つ場所に手を付けてこなかった結果が表れているかもしれません。

例えば次のように、人によってプライムゾーンとなる場所は様々です。

・机の引き出し
・食器棚
・デスク周り
・キッチン周り
・衣替え用の収納

自分の住まいにとってプライムゾーンになる場所に注目した上で、
まずはプライムゾーンにあるものを集中的に片付けることが大事だということですね。

根本となる場所が動き始めると、家全体の片付けに拍車がかかる、筆子さんはそのように主張します。

「1回あたり15分を厳守しよう」

続いて「1回あたり15分を厳守しよう」について解説していきます。
先ほどは筆子さん流、片付け手順のうち1番のプライムゾーンについてご紹介しました。

1. 根本となるプライムゾーンから手をつける
2. 1セット15分まで時間を制限する

ここではその次のステップ
「1セット15分まで」と時間を制限することについて取り上げていきます。

例えば、プライムゾーンがクローゼットである場合。

次に決めることは、15分以内に終えられる作業をゴール設定することです。
クローゼットなら「今回はジャケット類だけを片付けよう」など決めます。

作業をおこなう時はタイマーを用意し次のように手順を踏みましょう。

1. 片付け開始でタイマーをON
2. 15分のアラームが鳴ったら一旦、手を止める
3. 結果を振り返り、すこし休憩してから次のセットに移る

ここで筆子さんは注意点として次のようなことを挙げています。
・「始めたらつい夢中になり1時間経っていた」は避ける
・作業時間は長くても一日2時間程度に留める

筆子さんが1セット15分に定める理由、それは「決断力の確保」だといいます。

一度にその空間すべてを片付けようと時間をかけると、
膨大な数の「捨てる、捨てない」をジャッジすることになります。

些細な決断のようですが、繰り返すうちに脳が疲れ、
無意識のうちに「ま、捨てなくてもいいか」と基準が甘くなるのだそうです。

不要な物を処分して、プライムゾーンを片付けるにあたっては、
決断力を確保できる時間制限、1セット15分を厳守して臨みましょう。

「48時間以内に使うべし」

最後に「48時間以内に使うべし」について解説していきます。
ここでは本書で紹介されている、新しく迎え入れた物の取り扱いについて取り上げていきます。

一度エネルギーをかけて片付けたプライムゾーンも、習慣が変わらなければ、
また物を溜め込むプライムゾーンに逆戻りする場合があると筆子さん。

第一に、不要なものを買わないと意識することが大前提ですが、
それでも生活に必要なものは買うしかありません。

ここで筆子さんは「溜め込まない秘訣」として、
買ったものはすぐに使う習慣をつける、という方法をおすすめしています。

すぐ使うと言っても、物によって使うタイミングは異なるものですが、
例えば次のように、まずは48時間、つまり2日以内を目安に使うよう提案されています。

・買った本は48時間以内に読み始める
・買った服の値札を48時間以内には取り、着用して出かけてみる

他に食材なども当てはまりますが、
例えばまとめ買いした食材を2日以内に食べきることはできません。

その代わりに2日以内に下ごしらえして「すぐ食べられる状態で保存する」を目安にすることがオススメとのこと。

生活雑貨も食材と同じくナマモノのような性質を持っているもので、
使わず放置していると物の価値、賞味期限が切れてしまいます。

すぐに使うことで、「使ってないものが家に2個あるのに、また新しく買ってしまった」
と無限に物を増やしてしまうトラブルを回避できるということです。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「プライムゾーンを決めて、15分ずつ片付けしてみる」ということ

そして「48時間以内に使うことを心がける」ということでした。

いざ重い腰を上げ片付けに臨んだものの
「時間をかけて疲れるまで掃除したのに、イマイチ片付かなかった」という経験はありませんか?

一度でも「労力の割に成果がイマイチ」なんて経験をしてしまうと、
次に片付けへ取り組むのは更に憂鬱になり遠ざかってしまいます。

こうして捨てることや、片付けを避ける習慣を生み出さないために、
部屋を片付けたいと決意した時はまずプライムゾーンから片付けてみることが大事です。

小さく始めて、長く続ける、溜め込まない暮らしの習慣。案外、簡単に始められそうではありませんか?

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