えまの家計簿

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「毎日書かなくていい家計簿の付け方」

今回は「毎日書かなくていい家計簿の付け方」というテーマについて、
えまさん著「えまの家計簿」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、無理なく続けられる家計簿の使い方について学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、家計管理のために家計簿を買っては、なんども続かずに無駄にしてきた・・・
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
週1回の家計簿記録で無理なく家計管理することができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「家計簿が続かない原因を取り払うこと」

一言でいうと「家計簿が続かない原因を取り払うこと」です。
毎日、家計簿を取り出して書き留める時間がない!

市販の家計簿を使ってみても、項目が自分の実情に合っていないから使いづらい!

クレジットカードを使った買い物は支払いまでにタイムラグがあって、
今現在いくら予算が残っているのかわからなくなってしまう。

著者・えまさんも自分自身が実際経験するなかで家計簿あるあるの悩みに直面したのでした。

そして試行錯誤を繰り返すうちに、必要な項目いらない項目をカスタマイズし、シンプルに使いやすい方法を編み出しました。
今回はそんなえまさん流の家計簿についてご紹介していきます。

ここではシンプルな家計簿の付け方について
ポイントを3つに絞ってみました!

・すぐ使える家計簿セットを作る
・記入項目はシンプルに
・見えない支出を見える化する

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「すぐ使える家計簿セットを作る」

まずはじめに「すぐ使える家計簿セットを作る」について解説していきます。

家計簿をつけるにあたって必要不可欠なのが書き残すものと筆記用具。

しかし、市場には何種類もの家計簿やノートが売られており、何を基準に選べばいいか
悩んでしまいますよね。

著者のえまさんは、
家計簿に使用するアイテムは主に次の3種類に分けられると提唱しています。

1)記録を取るための用紙

市販の家計簿は使用せず、ルーズリーフを使用します。
用紙類は全てリング式ファイルに綴じて保管すればバラバラになる心配もありません。

えまさんのおすすめは、無印良品で販売されているA5サイズのルーズリーフ。

無印良品のインデックスシートと組み合わせれば
記入した家計簿を項目ごとに区切ることができます。

2)お金を小分けにするためのケースやセクションファイル

使う項目ごとに現金を入れて管理しておくことで、使いすぎを防ぐアイテムとして活躍します。

パンチで穴を開けてルーズリーフとともにリング式ファイルにセット。
すると現金と数字の双方で残りの予算を確認することができます。

3)家計簿を分かりやすく装飾するためのペンやシール

家計簿に簡単なカレンダーを使って記入する場合にはシールを使います。

お金を使わなかった日付にシールを貼ることで、
無駄な出費を抑えるためのモチベーションをUPさせるのです。

大切なのは、使いたい時に一式が揃って、所定の場所に保管されていることです。
パッと書いて、パッとしまえる状態で保管しておきましょう。

「記入項目はシンプルに」

続いて「記入項目はシンプルに」について解説していきます。

型の決まった家計簿が市販で売られているのをよく見かけます。
家計簿って実際いろんな型があるけど、結局どれだと分かりやすく続けやすいのかよく分からないもの。

著者・えまさんはどのような家計簿の型を使っているのかと言いますと、
主に自分で家計簿のフォーマットを作成し、記入しているのだそうです。

ここではえまさんが行っている家計簿の付け方を簡単にご紹介します。詳細についてはぜひ本書をチェックしてくださいね。

えまさんが実践する方法は、シンプルに二つのルールを守るだけ。

・項目を3つに分けて記入する
・記入の頻度は週1〜2回程度

この方法ですと、とくに毎日家計簿の時間を作る心配がありません。
週末にまとめて数分で書き込めばいいのです。

記入項目としては、「食費・日用品費」「やりくり費」「特別費」の3つ。

やりくり費とは、週末のお出かけや外食代など、やりくりしながら自由に使える予算のことです。

一方で特別費とは、旅行や人付き合いの中での贈り物に使うお金など、
毎月計画的に発生する出費ではないものの、
通年の間で出て行く可能性のあるお金のことを指します。

こちらの家計簿ではたった3つの項目に分類しそれぞれに予算案を決める。
そして週1回程度、状況を把握する。こんなシンプルだけど分かりやすい管理の仕方になります。

こちらの方法を続けることによって、数字として確認できるだけでなく
心理的にも使いすぎを抑制する効果が生まれるでしょう。

「見えない支出を見える化する」

最後に「見えない支出を見える化する」について解説していきます。

家計簿をつける目的は「お金の流れの見える化」することだけ、
といっても過言ではありません。

ところで最近ではPayPayなどコード決済やクレジットカード払いをする方も増えてます。
では家計簿にこれらのキャッシュレス払いの記入するとなると、どのようにすればいいのでしょう?

本書では、
支払い方法にルールを設け、キャッシュレス払いを限定的にすることで不透明な支出をなくせる、と提唱されています。

例えば支払い方法のルールは次のようなものが挙げられます。

・公共料金などの固定費と金額が大きい特別費はクレジットカード払い
・食費、日用品費は現金払い

では固定費と特別費をクレジットカードで支払いたい場合どうしたらいいのでしょう?

そんなときは、
クレジットカードの引き落とし額をその月のうちに取り分けておくことで、
見えない支出を明確化させることが可能です。

やり方をご説明しましょう。

1. まず、各項目の予算を収納するケースとは別に、クレジットカード用のお金を入れるケースを用意します。

2. カードを利用したら同じ金額をクレジットカード用の封筒に移します。

3. 引き落とし日が近づいたら、クレジットカード利用分として封筒に取り分けていた現金を
カード払いの引き落とし口座へ入金します。

このように、引き落とし日の前に手元で現金を取り分けておくことで、自分がいくらカードで
買い物しているか見た目で把握することができます。

カード払いを使いすぎない管理ができれば、
クレジットカードは高い還元率でポイントを貯められたりする便利なアイテムです。

家計簿だから現金の支出だけと固執せず、ぜひクレジットカードのやりくりにも活用してみてくださいね。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「家計簿の型はシンプルに!3項目の分類でOK」ということ

そして「カード払いは使う分をケースで分けて現金で管理できる」ということでした。

えまさん流の家計簿は、市販の家計簿と比べても記入する内容が少なく、いたってシンプル。

人間の脳はおよそ3つの項目くらいまでならば、覚えることが得意だと言います。
シンプルに3つの項目で構成されるこの家計簿であれば、一目で支出が多いか少ないか判断できますね。

家計簿で大切なことは、記録を正確に残すことよりも、
家計管理のために現状と目標への道のりを把握することです。

無理なく続けられる、えまさん流の家計簿の付け方、ぜひ試してみてください。

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