片付け

「感情を整える片付け」

「お部屋を変えることで、人生を好転させる」

今回は「お部屋を変えることで、人生を好転させる」というテーマについて、
種市 勝覺(たねいちしょうがく)さん著「感情を整える片付け」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、お部屋が変わることで心が変わる理由について学ぶことができます。

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突然ですが、ふと気がついたら部屋がごちゃごちゃに散らかっている。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
片付けを通じて心まで整理して人生を好転させることができるでしょう。

「心と部屋の状態はリンクしていると認識すること」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「心と部屋の状態はリンクしていると認識すること」です。
本書の著者で密教風水カウンセラーである種市さん。

種市さんは、密教思想の教えを受けて修行していく中で、
風水学と密教思想を軸に2000件以上の住居・オフィス選びや鑑定、
リフォーム監修を手がけ、家庭や社内の様々な問題を解決してきたカウンセラーです。

ここで種市さんは「人の意識と無意識の比率は1対9」であると述べています。
つまり心の動きを見たときに、無意識の方が圧倒的に大きな影響力を占めているのです。

例えば部屋が「無意識」に散らかっている状態であれば、
それは心も散らかっているということ。環境と感情はつながっているのです。

逆に言えば、私たちがもし無意識の部分に関与できたとしたら、簡単に変われるということでもあります。

感情と意識がつながっているならば、
環境を変えることで、無意識のうちに感情も整うといえます。

ここでは無意識の部分から心を整える方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・いまの「捨てられない」自分を認める
・家は生き物と捉えて扱う
・集中力の高まる空間を整える

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「いまの「捨てられない」自分を認める」

まずはじめに「いまの「捨てられない」自分を認める」について解説していきます。
ものがありすぎて散らかっている環境を整えるためには、
ある程度、必要なものだけに絞るために「捨てる選択」が必要です。

しかし一方で、今までものを捨てられなかったことには、何らかの理由があるはず。

人は何事も、自分の選択を肯定しないと、前に進むことができないもの。

例えば自分の気持ちを無視して無理にものを捨てたとします。

しかし後々になって捨てなければよかった!と後悔する。
なんで捨てる選択をしたんだ、と自分を否定してしまっては本末転倒ですよね。

やっぱり捨てちゃダメなんだ!捨てるとまた辛い思いをするんだ!
という体験は、また以前の捨てられない自分を呼び戻すだけ。

しかし一度、捨てられない自分を肯定して受け入れてみます。
これができることで

「あれ?何で私は捨てることができないんだろう」と理由を探る意識が働きます。

ものに支配された状態から事態を俯瞰することで、

”私自身がものを捨てないことを選んでいる”
という事実を客観視できるように変わりはじめます。

その段階を経て初めて「ものを捨てるか捨てないかは私が決めるのだ」
と選択肢を選べるようになるのです。

「捨てない安心感よりも、捨てるすっきり感もありかもしれない」
と思い始めたら、変化の時。

執着から自由になって、捨てることをストレスなく始めるために、
心の準備ができたということです。

世間の片付けブームに押し流されずに、
ゆっくりと自分の心と向き合いながら変化を楽しんでみましょう。

「家は生き物と捉えて扱う」

続いて「家は生き物と捉えて扱う」について解説していきます。

ここでは風水カウンセラーである種市さんならではの
風水的な環境の整え方についてご紹介します。

風水の基本的な考え方に「家は魂を持つ生き物として扱う」というものがあります。

密教や風水では、建物は生き物。生命体として捉えています。
だからこそ、旧来であれば取り壊す時には「解体供養」という建物供養のお葬式が行われていたほど。

働く時間の長くを過ごす職場、
家族とともにプライベートな時間を共有する家。

それぞれを自分の生活を包んでくれている生命体として大切に、心を込めて扱う。
すると未来の自分に素敵な流れをもたらしてくれると考えるのです。

掃除や片付けの際には「いつもありがとうね」と心を込めて丁寧に整えること。
私たちが酸素がなければ生きていけないように、空間にもこまめに新鮮な空気を送り込んであげること。

ものを捨てる時、住まいと別れる際には
感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」と手放すこと。

日頃おせわになっている住まいに対して、家は生き物と捉え、
人に接するようにリスペクトと感謝の気持ちを持って手をかけてみてくださいね。

「集中力の高まる空間を整える」

最後に「集中力の高まる空間を整える」について解説していきます。
ここでは、特にオフィスなどの仕事場に取り入れたいポイントをご紹介します。

どうしても仕事に集中できない、気が散りやすいという人は、デスクの上を見渡してみてください。

目にするもの、触るもの、耳にするものなど、
自分が居座る環境には五感で感じられる情報がありますね。

私たちはそのような環境の情報から、連想するイメージによって意識を動かされ、行動を左右されています。

一つの仕事を進めている時に、違う情報が目に入ると当然、そちらに気をとられてしまいます。
気をとられている意識がなくても、無意識にそちらに気持ちが向いてしまい、目の前の仕事に集中できなくなるのです。

例えばデスク上の片付けについては次のようにすると良いでしょう。

・作業中はその仕事に関係あるものだけを出す
・デスク上はいつも片付けて視覚的に広さを出す。すると思考やアイデアの幅も広げられる
・デスク周り、パソコンのキーボードやディスプレイ、電話機などはこまめに拭いて清めておく

気に入っている写真や置物を飾っているという人も、
一旦全てのものをしまってフラットな状態のデスクへ戻してみてください。

もしそれで気持ちがすっきり整うようであれば、
それらはやはり視覚的なストレスになっていたということです。

そして落ち着いた頃に改めてデスクを見渡します。

もしそれで殺風景だな、やっぱりこの場所に必要だなと感じたものがあったら
一つ一つ確かめながらディスプレイし直してみても良いかもしれません。

大切なことは、惰性で置いていたものをそのまま放置しないことです。
集中力の高まる空間を整えるために、清潔に保つことは日頃から。
ディスプレイも定期的に見直す習慣を取り入れてみましょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「モノも家も毎日お世話になることに感謝して扱う」ということ

そして「自分が捨てられないことに対して一度受け入れてみる」ということでした。

「家は一つの生命体として扱う」という考え方がありました。

家という生き物にとって心地よい掃除や片付けのケアの方法を選ぶということは、
家が長持ちし、快適空間が保たれるので、私たちにとっても好循環が沢山生まれます。

自分のための掃除、片付けと思うと「今日はいっか」と思いがちなこともありますが、
家を家族の一員のように捉えれば、もうひと頑張り、綺麗にしてあげよう!
とおもてなしの精神でケアできるもの。

家はどうしたら喜んでくれるかな?そんな視点で掃除や片付けを始めてみましょう。

きっと無意識の習慣として定着するはずです。
人生や心を整わせる、そんな片付けを心がけてみましょう。

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