「整理収納から生まれる「ゆとりのある暮らし」」
突然ですが、家の中が散らかってて、家事が全然はかどらない!
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?
そうじは好きなんだけど、片付けが出来ないから、掃除に時間がかかる。
大切な休日を掃除の時間で使い切ってしまう。
そういう状況が続くと、次第に掃除そのものも面倒になり
いずれは家事全般が億劫になってしまうものです。
今回ご紹介することを実践していただくと、
家事を気持ち良く行うには、きちんと整理収納されていることが大切
という学びを得られることでしょう。
「理想の暮らしをイメージして、片付けのモチベーションをあげよう」
それでは具体的な方法を解説していきます。
一言でいうと「理想の暮らしをイメージして、片付けのモチベーションをあげよう」です。
ゴールが明確な方が人は頑張れるものですから
「整理収納」においても、自分の理想をイメージすることは、とても大切です。
片付けが楽チンな家を目指すのであれば、それにあった整理収納を作り上げるのが良いでしょう。
ここでは、片づけに手間がかからない為には、どのような「整理収納」を目指していけばよいか
3つのポイントに絞ってご紹介していきます。"
1.整理収納で家事がグッとラクになる
2.捨てられない原因を知れば、モノで溢れない
3.どんな家にしたいか「最優先」で決める
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
1.整理収納で家事がグッとラクになる
まずはじめに「1.整理収納で家事がグッとラクになる」について解説していきます。
お部屋がゴチャゴチャしている状態でのお掃除は大変です。
モノをどかして拭いて、またモノをどかして掃除機をかけてと
その都度ワンアクションが加算され、時間が掛かるばかり。
掃除をスムーズに行うためには、部屋が整理されていた方がはるかに効率的なのです。
毎週、片づけと掃除をしていても、部屋は散らかっていきます。
なぜなら、そこに片付けしやすい仕組みや環境が出来ていないからです。
片付けしやすい環境の維持こそが、整理された状態なのです。
整理とは、必要なもの、つまり使うものを選ぶことです。
使わない物を手放し、買っても使う予定のないものは購入しない。そういう生活をすれば
必要なモノは自然と絞られていきます。
余分なものがなくなり、使うものだけが自分の範囲にある生活になると、どこに何を収納すべきかを決めることがラクになります。
収納場所が決まれば、片づけは簡単です。
出ているモノを決まった定位置に戻すだけなので、寝る前のような短い時間でも容易に片付けが出来るようになるのです。
このように、整理でモノの量を減らし、収納でモノを戻す場所を作り、戻す習慣が出来れば片づける仕組みが自然と整います。
これが決まっていれば、朝でも昼でも夜でも誰でもリセットが出来ます。
逆にこのリセットが出来ていないと、毎朝片付けから始まり、掃除をする頃にはクタクタです。
つまり掃除に限らず、家事をラクにする基本は整理収納が出来ていることなのです。
2.捨てられない原因を知れば、モノで溢れない
続いて「 2.捨てられない原因を知れば、モノで溢れない」について解説していきます。
整理収納において、モノの多さは大敵です。せっかく整理を始めても
買い続けたり、捨てられなかったりでモノが減らなければ、部屋はいつまでもごちゃごちゃ。
なかなか成果が出ず、部屋は片付きません。
人は捨てる・譲る・売るよりも、買ったり貰ったりする方が圧倒的にラクなので、
無意識のままだとモノはどんどん増えていきます。
自分の「モノが増える原因」は、しっかりと認識しなければ整理は思うようにいきません。
「本当に必要なものなのか?」を考えて購入できるようになれば、「セール」や「お得感」に
踊らされず、モノとして欲しいのかに向き合えるようになります。
これだけでも買い物の量はかなり減るものです。
また、捨てられない原因も重要です。
「せっかく買ったからもったいない」や「いつか必要になるかもしれない」などと
あれこれと取っておいては、いずれ部屋はモノで溢れてしまうでしょう。
これについては「必要」か「不必要」かではなく、これから一年の暮らしを想像してみて
「使う」か「使わない」かで判断すると断然手放しやすくなります。
日々の生活において溜まりやすいものは、保管するスペースを決めておき
期限を決めて処分するようにしましょう。
なかなか処分に踏み切れないモノは、一度「売る」という手段を検討すると良いと思います。
ネットオークションやフリマアプリ、リサイクルショップなど手段はいくつかあると思います。
この時、いつまでに○○円で売れなかったら捨てる!と決めてしまう事です。
モノを手放すことが目的ですから、金額を追いかけてしまうと本来の目的から外れていってしまいます。
もっと高く売れそう!と欲を出さず、最小限の労力で売れる範囲で留めるようにしましょう。
もし、その結果売れなかったとしても、一度、市場価値にさらされたのならば
「勿体ない」という感情からは解放され踏ん切りがつくと思います。
あくまで最終的な目的は、家事がラクになる部屋作りです。
そこを見失わないようにしましょう。
3.どんな家にしたいか「最優先」で決める
最後に「3.どんな家にしたいか「最優先」で決める」について解説していきます。
"整理収納を行うときに大切なのは、自分の中でテーマを決めることです。
つまり「どんな家にしたいか」を考えます。
例えば、オシャレなカフェ風のインテリアにしたいのでしたらデザイン重視。
ホームパーティでたくさん人を呼びたいのでしたら、コミュニケーションの空間重視です。
家事をラクにできるような空間にしたいのなら、実用性に特化させた方が良いですし
住居への投資は最小限で家計は他を優先したいのならコスト重視です。
人それぞれ求める環境は違うと思いますが、その中で何を最優先にするのかを決めることが重要なのです。
今回は、そうじに時間をかけずラクにする事をテーマにしてますので
その方向性で考えていくと、整理収納の仕方も明確になっていきます。
・手入れなどが必要な手間のかかるグッズは手放す。
・片づけやすくするために出来るだけモノを減らす。
・家事がしやすいように効率の良い動線を確保できる間取りにする
この辺りが他よりも優先される条件となってきます。
「どんな家にしたいのか」「どんな暮らしを求めているか」を一度自分に問いかけてから
整理収納を始めた方が、継続もしやすく、モノ選びの基準もわかりやすくなるのです。
片付けが苦手な人は、なかなか理想の暮らしをイメージしづらいかもしれません。
そういう時はネットで自分の好きな家やテイストを探してみて下さい。
画像として見ると、理想的な環境への思いが広がっていくと思います。
完全な理想にたどり着くまでには一長一短では難しいと思います。
ですが、自分が理想として描いた暮らしを実現したなら、必ず「精神的なゆとり」を感じさせてくれるでしょう。
もし、あなたが家事が全然捗らないと悩んでいるなら
まずは、どんなインテリアなら家事がしやすくなるか、
理想をイメージするところから始めてみましょう。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「整理でモノを減らし、収納でモノを戻す場所を作ろう」ということ
そして「本当に必要なモノだけを買い、使わないモノは手放そう」ということ
最後に「家事がラクに出来る家をイメージするところから始めよう」ということでした。
片付けや掃除がうまくいかないなら、理想的な「整理収納」を作り上げよう
ということを学びました。
片付けをラクにできるというのは、そこにかける時間や労力が
少なくなるという事。
家事によって奪われていた時間を、自分の好きなことに使えたら素晴らしいですよね。
どんなことでも、まずは理想を描くところから始まります。
家の整理収納も「ゆとりある暮らし」も同じなのではないでしょうか。
憧れや思いが強ければ強いほど、きっと良い住環境が作れると思いますよ。