ずば抜けて頭のいい人がどのように本棚を活用しているのか学ぶ
突然ですが、本が好きで沢山持ってるけど、どうしても本棚から溢れてしまって本棚をうまく使いこなせていない。
せっかく本棚は持ってるからどうにかそこに収められるようにしたい。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?
気が付いたら本棚に収まりきらない本の山。
本棚の近くだからいいかな、とりあえず置けるからいいかなと思って、収納場所とは言えない机の上や
本とは直接関係のない洋服や雑貨が入ってる棚にまで本の平積みが占領してしまってることってありますよね。
そんな方にぜひ知ってもらいたいのが今回の動画の内容です。
今回ご紹介することを実践していただくと、本棚の使い方を見直し、
本をただ置くための場所以外にも、仕事の効率化や知識の貯蓄・更新ができるなど
「情報の新陳代謝」がより活性化していくことでしょう。
とても気になりますよね?
「新鮮な本棚という考え方」
それでは具体的な方法を解説していきます。
一言でいうと「新鮮な本棚という考え方」です。
魚や野菜みたいに新鮮という言葉、なぜ本棚が新鮮?と思われる方が多いと思いますが、
本棚を使う人の頭の中の情報や知識をアップデートしていくツールとして実は本棚の重要性が本書では紹介されています。
今は俄然インターネットの時代だから新鮮な情報ってインターネットを見ればいいのでは?と思われる方も多いでしょう。
確かにインターネット、ましてやSNSの情報というのは一番フレッシュな話題を帯びていますね。
ただしインターネットは情報の渦ともいえるほど、あらゆる情報であふれかえっています。
また私たちは必要な情報探す場合、ネット上でいちいち検索して選ばなければいけない、そんな事実もあります。
そんなときに「本」という検索窓がいらない確立された情報ツールは、
インターネットが普及した現代でも普遍的に発信されているツールとなります。
そのような個々の普遍的情報ツールである「本」を整理するために「本棚」の整理というのは欠かせないのです。
本棚の整理をするということは頭の中を整理する、また頭の中の情報を更新していくという意味でも本棚を新鮮にしていく意味があるのです。
前置きが長くなりましたが、
ここではそのような新鮮な本棚を作るためのポイントを3つに絞ってみました!
・自分がどう見られたいかは本棚に入れる本を厳選することから
・他人に見せる本棚を作ってみよう
・本棚は3種類に使い分けよう
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
「自分がどう見られたいかは本棚に入れる本を厳選することから 」
まずはじめに「自分がどう見られたいかは本棚に入れる本を厳選することから」について解説していきます。
本書では本棚のカスタマイズについて語られていますが、
これは自分という人間形成にもかかわってくることだと言えます。
本棚に入れる本は選ぶ基準があるということですが、これはどういうことでしょうか。
ご自宅に本棚があればぜひその本棚と向き合ってみてください。
図書館のようにいっぱい本棚もあるよ!という方はもちろんいくらでも本を置くことができますが、
一般家庭に配置できる本棚というのは、その置ける本の容量にやはり限界があるはずです。
限られたスペースの中でつまり限られた数の本を置かないと当然ながら溢れてしまうのです。
となると本棚に置く本を選ばなければなりません。
色々ご自身の好きな本のジャンルというのはあると思いますが、ここでは本書で紹介されていた方法を取り上げてみます。
本書では
【本棚に入れるべき本は、面接で聞かれる愛読書だ、自分がどう見られたいかを物語る本である】と書かれています。
例えばビジネスマンに焦点をあてるとします。
ビジネスマンが仕事をするうえで 仕事に関する本を読む機会は多いことでしょう。
しかし本棚を作っていくうえでは、その人の視野を狭める原因になりかねないのです。
ビジネスマンの方でこれから出世を考えている方たくさんいらっしゃると思います。
でしたら 広い視野を持ち続ける、また知識を増やすためにも、
仕事の本以外で本棚をつくるのは非常に有効な方法だと言えるのです。
他人からどんな人間に見られたいか、多少あざとくても重要視して選ぶべきポイントとなります。
「他人に見せる本棚を作ってみよう」
続いて「他人に見せる本棚を作ってみよう」について解説していきます。
皆さんは自分の家の本棚を人に見てもらったことはありますか?
本棚を人に見せるという行為は、まるで自分の趣味趣向をさらけ出しているようで恥ずかしい!
という方も中には いるかもしれませんね。
では自分でカスタマイズした、こだわって整理した本棚を人に見てもらう機会ができたとしたら、を想像してみてください。
つまりそれは、自分が本当に読んでよかった、人にも勧められると思えるような本を紹介できるツールとして、本棚を人に見せられることになります。
本書では「本棚を他人に見せてみる」ことを推奨していますが、主なメリットは次のように挙げられます。
・新しい話題や、つながりを得るためにも人に見られる本棚を作るのはとても良い事
・自分を知ってもらう機会や、相手の興味や意外性を知る機会にもなる
・本棚を人から見られる可能性があるとわかっていると、本の置き方や並べ方も人に見られるという意識が働き、整理するためのきっかけにもなる
以上のことから、本棚を整理する際は「人に本棚を見せるつもり」になって整理してみるというのが、一つのキーポイントになってくるのです。
ぜひ実際に家族・友達・知り合いとあなたの本棚をシェアする機会を設けてみてください!
「本棚は3種類に使い分けよう」
最後に「本棚は3種類に使い分けよう」について解説していきます。
本書では、必要な本棚は3種類あるということで本棚の使い分けを推奨しています。
1. 新鮮な本棚
2. メイン本棚
3. タワー型の本棚
それぞれを詳しく見ていきましょう。
1. 新鮮な本棚
「新鮮な本棚」とは買った本をまず保管するための本棚です。
イメージとしてはソファやベッドのそばに簡単に作った簡易的な本の置き場の役割です。
棚などはあえて作らずに下から積み重ねていくタイプとなります。こちらはどんな本でも受け入れることができます。
新鮮な本棚は積み重ねている状態なので、気分に左右されることはなく、買った本が読まれないという事を避ける狙いがあります。
2. メイン本棚
「メイン本棚」とは、先ほどの「新鮮な本棚」で読み終わった本を効率よく並べ、置いておく場所です。人からどう見られたいか、理想で作る本棚です。
まるで狙ったようなラインナップのジャンルをそろえて多少あざとくてもこう見られたいという気もちで本を入れていきます。
使い方として先ほどの「新鮮な本棚」から本を移動することができます。
新鮮な本棚は積み重ねられているので、上から順番に読んでいった中で、
自分のイメージや生活に役立つ本が出てきたらメイン本棚へ移動すればいいのです。
メイン本棚もこうして更新することが可能なので整理していくのも新鮮な気持ちになれます。
3. タワー型の本棚
「タワー型の本棚」とは、タワー型の辞書やハンドブック等を入れる本棚のことです。
参照などに使う、自分が覚えたことを積み重ねていくタイプとなります。
つまり最近覚えた本は一番上に、昔覚えた本は下においてあるイメージです。
ふとした時に参照する程度ですが、知識を積み重ねていき、自分が覚えたことの振り返りができる役割を持っています。
以上が3種類の本棚の使い分けとなります。
ここで3種類の本棚を作っていくと、最後にどうしてもあふれてしまう本が出てきます。
あふれてしまった本はつまり
関心がなくなってしまった、単純に読まなくなってしまった本だと言えます。
もう関心が無くなった本はまとめて売るなど手放すことを考えましょう。
読まなくなったジャンルは、自身の興味を失った証拠です。
例えば車の本が多数あったけど、ここ数カ月買っていない、読んでいないなら
それは興味が無くなったからと言えますね。
その際は潔くジャンルごとまとめて売るなどをして整理をしてみることをお勧めします。
このように本棚を3種類に使い分けることによって、必要な本、必要でない本の区別をする手助けになり、
本棚の新陳代謝を活性化することができるのです。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「他人に見せられる、自分を形成するツールとしての本棚作りを意識しよう」ということ
そして「3種類の本棚を作ることで、常に本棚の新鮮さは保たれる」ということ
家に本がたくさんあって全然整理整頓が追い付かない場合は、まず本棚を見直してみましょう。
本棚は自分自身を表し、またさらに自分の情報や知識を更新していくためのツールです。
そして整理された本棚を実際に他人に見せてみることで本棚の持ち主にとってもプラス要素は常に働くようになります。
さらにご紹介した3種類の本棚の使い分けを行うことによって、必要な本不要な本の仕分けができるようになり、
常にフレッシュな情報で整った本棚というのが保たれるのです。