片付け

「捨てる!」技術

いつの間にかものが増えるのはなぜ?

どうして、知らず知らずのうちにものは溜まるのでしょうか?
必要のないもの、使わないものが、いつのまにか家に溢れかえってしまう、そんな経験ありませんか。

物が増える

普段、わたしたちは「ものがちらかっている」「収納スペースが狭い」と物が多いことに対して悩むことがあります。

年末の大掃除ではいっきに不要な物を片づけ、すっきりさせることができたとしても、
しばらくするとまた、ものは増えてしまっています。

スペースさえあれば、そこにものを逃がせると
物置を増やしたり、レンタル倉庫を借りたりする人もいます・・・

このように収納にお金や時間を使うことがあっても、物がいつのまにか増える原因について考えることはありません。
不思議ですよね。

今回の動画では、その「いつのまにか物が増える理由」について研究していきたいと思います。

それではいってみましょう。

「ものが増える」原因

みなさん、ものを買うということは、いつのまにかではなく、意識した行動の結果だといえますよね。
では逆に、いつの間にかものが増えるということは「無意識の行動の結果」ともいえるのではないでしょうか。

ものが増える原因

「ものが増える」原因となっている私たちの無意識の行動に、「とりあえずとっておく」があります。

「使わないけど、もしかしたら使うかもしれない。
まだ使える。いつか使う。

そんなことを考え、とりあえずとっておいた経験ありますよね。

実は、それがあなたが記憶しているよりはるかに多くの回数、行われているとしたらどうでしょう。
ぞっとするくらいのものが、とりあえずとっておかえれているのではないでしょうか。

ひとは無意識のうちに行動していることをいちいち記憶しませんよね。
それが「いつの間にか」ものが増える原因だったのです。

では、どうすれば「いつの間にかものが増える状況」を変えられるのでしょうか。

50万部以上のベストセラーとなった辰巳渚さんの本から学ぶ

その状況を打破するための考え方、具体的な技術を教えてくれる本がありました。

それが2000年4月24日初版、辰巳渚さんが書かれた「捨てる!」技術という本です。
辰巳さんはマーケティングに関わるお仕事をされていて、この本の執筆時期はなんと「ものを買わせるための技術」に携わっていた方なんですね。

今回の研究資料
この本に興味がある方は画像をクリック(Amazonサイトに飛びます)(Amazonサイトに飛びます)

そんな辰巳さんはときどき会う仲間との会話がきっかけとなり、
「捨てる」ことについて書かなければいけないと思われたそうです。

ものを売るための技術に携わっていた人が、ものを捨てる技術について書いた本。
なんとも面白そうですよね。

この本は50万部以上のベストセラーとなったすごい本なんですが、
でも、この本のすごいところは、それだけではないんです。

片付けノートで有名なこんまりさんも強く影響を受けた本

なんと、あの「人生がときめく片づけの魔法」の著者こんまりこと近藤まりえさんが強く影響を受けた本として紹介しているんです。

こんまりさんが強く影響を受けた本

すごいですよね。
それだけ、捨てる技術の本質を捉えた内容が書かれているのだと思います。

捨てる技術について3つの構成

では、どのような内容になっているか研究した結果を発表させていただきます。

簡単にまとめると

なぜ、いつのまに物が増えるのか?
なぜなら、無意識にものをとっておくからです。
そして、その対策として、捨てる技術を磨いて下さい。と書かれています。

捨てる技術は三つの構成

その捨てる技術について3つの構成になっています。

1、なぜ捨てられないのか
2、捨てる考え方について
3、捨て方について

です。

びっくりしたのは「ノールック」で捨てるという方法ですw
このようなユニークな捨て方も書かれているので、もっと深く、具体的に知りたいという方はぜひ本書に目を通して見てくださいね
すごくシンプルで、かつ本質を突いた内容になっていますよ。
さすがに近藤さんが影響を受けただけありますね。

普段私たちが考えもしない、「とりあえずとっておく」行為と真剣に向き合い、考えをまとめたのがこの捨てる技術なのです。

「捨てる」をためらう理由

捨てられない

しかし、「ものを捨てる」ことは簡単ではありません。
ものを捨てれば、すっきりすることくらい誰でもわかりますよね。

わかっているのになぜでできないんでしょう。

必要のないものだとわかっていても
どうして「捨てること」をためらってしまうのでしょうか。

その理由を本書では消費社会の論理として教えてくれます。
これはなるほど!といわざるをえませんが、詳しくはこちらの本を読んで下さいね。

無意識の行動の結果

いずれにしても、わたしたちは「物を増やす」ことは得意、でも、「物を減らす」捨てることは不得意であるということがわかります。
無意識に意識を向けて行動する

ものが溜まるのは、「無意識にとっておく行動を積み重ねた結果」であるから、この無意識に意識をむけることで行動をかえられるということなんです。

その力こそ「捨てる技術」だと説いているのが本書です。

片付けの一歩は状況把握

では、なんだったらできるか、片づけの第一歩についてお伝えします。
まず、何も考えずに次のものからひとつ選び、どんなものがあるか状況を把握してみて下さい。

状況把握

・冷蔵庫
・食卓の上
・財布の中

次に、「すぐに捨ててもいいもの」がないか意識して、もう一度同じ場所を調べてみて下さい。

いかがだったでしょうか。捨ててもいいもの1つや2つ見つかりましたか。

赤い車を運転していると、赤い車が目に付いたり、同じ色の服を着ている人が目に付いたりすることありますよね。
それと同じように「すぐに捨ててもいいもの」に意識を向けることをやっていただきました。

この意識を保ったまま、家の中を隈なく見渡してみて下さい。きっと、「すぐに捨ててもいいもの」が見当たるはずです。

一揆にやろうとしなくていいです。
3分または5分だけ時間を下さい。その時間に見つかったすぐに捨ててもいいものをゴミ箱に入れてみてください。
絶対にあなたなら出来るはずです。

継続するために、自分にあった方法を探してください

この本に書いてある通り、無意識にとっておくことを続ける結末、もう皆さんなら想像できますよね。
でも、それでも、できないのが人間なんですね。

意識をするだけでは、きっかけになったとしても変わることはありません。

でも、ほとんどの人は

①意識して終わる
②3日坊主で終わる
③続いてもリバウンドしてしまう

だから、いっきにやろうとしないで下さい。
何事も能力以上のことをやろうとすると上手くいかずに途中で挫折してしまいます。
私には向いていないとか。時間のあるときにやろうとか。やらなくてもいいほうを選択してしまいます。

そして、意識のアンテナを立てることもなくなり、いつも通り「とりあえずとっておく」ことを無意識に続けるようになってしまいます。
この動画を見たことすら忘れてしまうでしょう。

だから、今のうちに絶対にできるはことなんだろう。。
継続できることはなんだろう。。
どんな環境、ルール、基準を設ければ意識が低いときでも、この決めたことを続けられるだろう。

自分に合った方法

そんなことを考え、とにかく自分にあった方法を見つけてください。
もし上手くいかなくても大丈夫です。

この研究室チャンネルではいろんな片づけ方法を研究しています。
あなたにあった片付けを探して下さいね。

「いいもの」に意識を向け、豊かな暮らしを手に入れよう

それと注意してほしいこと。「ものを持ちたい、欲しい」というあなたの気持ち自体は否定する必要ありません。
それは変えようのない人間の本性のようなものです。
であれば、それを否定することなく、自分にとって必要なもの、自分を高めてくれる「いいもの」に意識を向け、
それらを手に入れることを目指してくださいね。

いいものに意識を向ける

そのほうがあなたの暮らしはきっと豊になるはずです。
視聴者の皆様には、そのような素晴らしい生活を過ごしていただきたいものです。

【YouTube】お片付け研究室チャンネル紹介

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