片付け

1日5分でスッキリ!金子由紀子のお片づけノート

「1日5分でできる、そこそこ綺麗なお片付けのルール」

今回は「1日5分でできる、そこそこ綺麗なお片付けのルール」というテーマについて、
金子由紀子さん著「1日5分でスッキリ!金子由紀子のお片づけノート 」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、1日たった5分でそこそこ片付いた状態を維持する方法について学ぶことができます。

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突然ですが、忙しくて、疲れていて、日常の中に片付けの時間を作れない
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
1日5分だけの片付けを継続していくことができるでしょう。

それでは具体的な方法を解説していきます。

「1つの習慣を2週間続けること」

一言でいうと「1つの習慣を2週間続けること」です。

掃除やお片付けの方法について、ご存じのように世間では沢山紹介されています。

本を読み、動画を見た後こそやる気に満ち溢れていたはずなのに、
忙しい日々の中で気づいたらどれも三日坊主・・・深く共感する方もいるのではないでしょうか。

本書「金子由紀子のお片付けノート」では1日5分未満で行える簡単なお片付けが多数紹介されています。

さて著者の金子さんが特に主張する、
こちらのお片付けを取り入れるにあたって守ってほしいルールがあるといいます。

それは「1つの習慣を2週間続けること」。

このルールとは、人間は本来、大きな変化を嫌う生き物であることに由来します。
色々と最初から習慣を変えようとすると心の負担が大きくて続かないということです。

しかし、一つの習慣でも2週間きっちり続けることができた。
その頃には習慣がすっかり定着し、次の新しい習慣を迎え入れる心のスペースが生まれます。

今回ご紹介する習慣を取り入れるにあたっては、一つの習慣を最低でも二週間続けることを守ってみてくださいね。

ここでは2週間ずつ続ける、お片付けの小さな習慣について
ポイントを3つに絞ってみました!

・床と食卓にはモノを置かない
・玄関に置く靴の上限を決める
・洗い物はその食事の都度片付ける

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「床と食卓にはモノを置かない」

まずはじめに「床と食卓にはモノを置かない」について解説していきます。
「せっかく貴重な週末の時間に片付けても、いつもリビングが散らかってしまう」という家族のあるある問題。

このテーマに対して著者の金子さんは「床だけでも綺麗に見える状態を維持しよう」と提案します。
なぜなら、片付いて見える部屋は共通して「広い平面が見える状態」が維持されているからです。

反対に、どんなに広い部屋であっても平面である床に物が散在していると狭苦しく見えてしまいます。
リビングと食卓は、家族の時間を楽しむための拠点です。

家庭の中心とも言える場所は、なるべくスッキリした状態を保ちたいですよね。
例えば次のようなことを金子さんはルール付けしているといいます。

・食卓には、食事の時間以外は何も置かない
・リビングの場合は床にものを直起きしない

この2つの習慣づくりを、最初に家族で取り入れることがおすすめとのことです。

食卓は子どもが勉強に使っていても、食事の前に自分の部屋やリビングのカゴの中に片付けてもらうこと。
床に直置きした物も、専用ボックスを設けるなどして、箱にしまう癖づけを促すことが良いそうです。

「玄関に置く靴の上限を決める」

続いて「玄関に置く靴の上限を決める」について解説していきます。

「玄関はおうちの顔」という言葉もありますが、忙しい毎日の中では玄関も単なる通過点。

いちいち靴を仕舞うのも面倒に感じて過ごしがちですよね。
しかしその結果「たちまち玄関が法事の日の実家状態」になることを金子さんは揶揄します。

つまり、家族の人数以上に靴が玄関に溢れかえり、通り道の妨げとなるような状態ですね。

だからと言って出かけるたびに下駄箱から靴を出し入れするのも面倒です。

そのような時、金子さんがおすすめするのは
「靴は一人一足ずつまで」玄関に並べても良いというルール。

このように靴の上限数を制限する作戦です。

ちなみに無制限な出しっぱなしを禁止する面では、靴以外のアイテムも同様です。

金子さんが挙げるのは例えば

・カバン
・子どもの遊び道具
・寒い時期の上着
など。

これらは玄関に「ちょっと今だけとりあえず」と置きっぱなしになる代表とのことです。

玄関に置きっぱなしにされやすい理由として

「家の中に持ち込むにはちょっと不潔」
「家の中に置き場所がない」

という理由が考えられませんか?

そこで金子さんが提案するのは次のような方法です。

・子どもの外遊びの道具は玄関の下駄箱、ベランダに置き場所を作る
 →野球セット、砂場道具などが該当します。

・廊下や部屋のドアにコート掛けを設置する

・下駄箱の棚の上に写真・お花など飾り、物が置かれるのをブロックする
 →これにより、カバンを下駄箱の上に「とりあえず置き」される状態を回避できるとのことです。

おしゃれなインテリアアイテムを飾っていなくても、
出しっぱなしの靴や物の量を抑えるだけで、片付いた玄関という印象へ変えることができるでしょう。

「洗い物はその食事の都度片付ける」

最後に「洗い物はその食事の都度片付ける」について解説していきます。

料理をして食事の後の一家団欒。
それはくつろぎの時間であり、そして何よりも動きたくないと思う瞬間ですよね。

しかし、この時間の「後でやろう」という先延ばしこそ、
後々に面倒な事態を発生させる元凶となる。

このことに家事をこなす皆さんは、既にお気づきのことでしょう。

シンクに洗い物が溜まっていると、次の料理は前回の片付けから始まります。
つまり、倍の作業が必要となるので、洗い物が溜まれば溜まるほど時間を所用します。

そして、洗い物の時間は単純に2倍となるだけに留まりません。
食器や台所の汚れは、放置した時間の分手強い相手となるからです。

洗い物はその食事の都度片付けるのがベスト。
しかしどうしても疲れている日は、せめてお皿の汚れを紙で拭き取る・お皿を水につけておくところまで終わらせましょう。

作業は自分一人で抱えてはいけません。
もちろん料理と片付けを家族で分担できれば理想的です。

例えば子どもが小さくて頼りづらい時は、自分の食器を自分で片付けてもらう習慣作りをする。
金子さんはこのようにおすすめしています。

シンクに食べ終わった食器を持っていくこと。
洗い終えたお皿を一緒に食器棚へ戻すこと。
これらも教育の一つと思って、家族のルールに取り入れることが提案されています。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「床・食卓・玄関など簡単にできる片付けを家族と習慣づける」ということ

そして「洗い物の片付けは簡潔に終わらせ、後回しにしない」ということでした。

本書の終わりには「二週間お片付けプログラム」という、
題名のとおり、カンタンなお片付けを実際2週間おこない記録するワークシートが添付されています。

自分の苦手分野に対して二週間という時間をかけ、
ゆっくりと習慣づけていく。それが「お片付け二週間プログラム」の意図するところだといいます。

やったことのない習慣を迎え入れるのは最初こそハードルが高いですが、
人間には現状を維持しようとする習性があります。

一旦新しい習慣を取り込んでしまえば「慣性の法則」に基づいて、その習慣を継続しようと意思が働くのです。

本書を参考にして、1日5分で終わらせる片付けの習慣を取り入れてみてくださいね。

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