「悪い気を放つものを捨てて幸運を呼び込もう」
突然ですが、最近なんだかモヤモヤしているし集中力もない、心に余裕がない
と悩んでいる方がいたら、あなたはなんとアドバイスしてあげますか?
風水では、人、動物、草木などが良く育ち、空気や水がきれいで
安全で快適な環境に住むことが、人を健やかに幸せにするといった考えが基本にあります。
不要なモノを捨て、広く清潔になった住まいに、風水術で良い気を満たせば
住む人の健康や運気は上昇するのです。
今回ご紹介することを実践していただくと、
いらないものを捨ててスッキリさせることが、人の運を上げる最短コースである。
という学びを得られることでしょう。
「不要なモノを捨てることで良い気が流れ込む」
それでは具体的な方法を解説していきます。
一言でいうと「不要なモノを捨てることで良い気が流れ込む」です。
風水を語るうえでとても重要なのは「気の流れ」です。
「気」とは目に見えるものではありませんが、私たちの心や体に
深い影響を及ぼす微細なエネルギーのことです。
かのアインシュタイン博士が残した公式に「物質=エネルギー」を数学的に表したものがありますが
これは、言い換えれば世の中に存在している物質は、すべてエネルギーの集合体だということになります。
不要なモノが放つ気が悪いモノであれば、
そこに住む人間に悪い影響を及ぼすと考えるのは自然な道理です。
ここでは、「捨てる」ことで、どのように運気上昇を促すのか
3つのポイントに絞ってご紹介していきます。
1.捨てると運が良くなる理由
2.モノを捨てることは執着を捨てること
3.捨てれば捨てるほど片づけ上手になれる
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
1.捨てると運が良くなる理由
まずはじめに「1.捨てると運が良くなる理由」について解説していきます。
捨てることは幸せを呼び込むことです。不要な品々を処分することにより
部屋の中にスペースが生まれるので、そこに良い気が流れ込みます。
良い気が流れ込めば気分も体調も上昇します。
しかし、部屋にゴチャゴチャといろんなものが散らかっていては、せっかく良い気が入ってきても
障害物にぶつかり、部屋の隅々まで良い気が行き渡ることが出来ません。
なんとなく不調な日が続く、仕事や人間関係でトラブルが続くと感じているならば
部屋の中を良い気が循環していない可能性があります。
要らないモノを部屋に置き続けるだけで、せっかくの良い運気が入ってくるタイミングを逃し
逆に運気を下げてしまうのです。
けれども、要らないモノを思い切って捨て去り、部屋の中に空間が生まれると
気の流れが大きく変わります。
そうすると今まで滞っていた問題が解決したり、新しい出会いが訪れるなど
変化が生まれます。現状を打破したい、次のステージへと進みたい、幸せを掴み取りたいと思うのなら
まずは不要なモノは捨てることがとても大切なのです。
いらなくなったものに囲まれているという事は、悪い気が充満した中に身を置いているのと同じです。
そういった状態が長く続けば、心身へ大きな影響を及ぼします。
ですから、不要な品を捨て去りリセットします。
それは穢れ(ケガレ)をはらう行為であり、浄化ともいわれています。
浄化とは、解毒すること、要らないモノを捨てて本来の自分を取り戻すことです。
そして、それは、良い気が流れる筋道を立てることに繋がっていきます。
不要なモノを捨て、悪い気を断てば、自分が理想とする生き方が明確になり、目標に向かって
ひたむきに頑張れる状態になることでしょう。
2.モノを捨てることは執着を捨てること
続いて「2.モノを捨てることは執着を捨てること」について解説していきます。
モノを捨てる行為とはまさに執着を捨てることと同じことです。
執着がなくなったからこそ、手放すことが出来るからです。
人が生きていくという事は、時間を通過していくことです。
その過程で手にする新しい記憶、悲しい記憶、複雑な思い、他人に言われた嬉しい言葉
記録として残した写真や必要に感じて手にしたもの。
人はその瞬間ごとに、いろんなものと触れていくわけですが、
それをすべて溜めておこうと執着したら、大変なことになってしまいます。
部屋も心もモノで埋め尽くされた飽和状態の中に身を置いていると
どんなに素晴らしいモノや喜びや幸せに巡り逢っても、それを受け入れる余裕がありません。
モノも感情も情報も、要らなくなったものは捨て去り
新しい運気が入ってくるスペースを常に用意しておくべきです。
そうやって新しいモノに触れ、心も体も新陳代謝させることが大切なのです。
新鮮な出会いや発想に触れ、毎日新しい発見や思考を生むことで
人としても大きな成長が期待できるでしょう。
「これじゃなきゃダメ」という強い執着心は運を悪くする原因のひとつです。
目的を達成するための手段はいくつもあるのに、自分のこだわった方法でしかチャレンジしない人は
なかなか良い結果を出すことは難しいでしょう。
運を強くし、今の自分よりもっと幸せで豊かな人生を歩むためには、
ひとつの思いに凝り固まったりせず、執着を手放すことが一番の方法なのです。
3.捨てれば捨てるほど片づけ上手になれる
最後に「3.捨てれば捨てるほど片づけ上手になれる」について解説していきます。
片付けの苦手な人の部屋は、たいていモノで溢れていることが多く
玄関には靴が所狭しと置かれ、クローゼットや本棚はパンパン。
部屋には数年間分のほこりをかぶった置物が飾ってあるなど。
どこもかしこもモノがいっぱいでゴチャゴチャです。
果たして、こうしたもの全てが、今の自分にとって必要でしょうか?
思い切って、要るものといらないモノを分別し、いらなくなったものは捨て去りましょう。
そうやって部屋のスペースを作れば、良い気が舞い込むのはもちろんですが
効果はそれだけではありません。不要なモノを捨てるだけ、片づけ上手になることが出来るのです。
持ち物の数自体が減っていますから、片づける時間を大幅に短縮できます。
本や衣類、雑貨なども置くスペースに余裕があればスムーズに片付きます。
そして、リモコンやスマホ、バッグなどはそれぞれの置き場所を決めれば、
使ったらそこに戻すだけで、探す時間も減りますし、わざわざ片付けに時間を割く必要は減っていきます。
整頓された状態をキープするためには、新しいモノを一つ購入したら
代わりに古いモノをひとつ処分するなど、自分なりのルールを決めてしまう事です。
古くなったもの、不要になったモノを早めに捨てることは片づけ上手への近道なのです。
本当に必要なモノのみで囲まれる暮らし、気の通りの良い部屋で生活すると
心身も健康で気分も良いモノですから、行動力も上がります。
ちょっと散らかした程度であれば、すぐに片づけることも苦に感じないでしょう。
このように、いらないものを捨てることには、たくさんの良い効果が期待できるのです。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「モノがたくさんあると良い気が入ってこなくなってしまう」ということ
そして「不要なモノや執着を捨てると気の流れが良くなる」ということ
最後に「モノが少ない方が片付けは簡単にできる」ということでした。
モノが多いと気の巡りが悪くなり、良い気が入ってこなくなるので
不要なモノは捨てて、スッキリした空間を維持しようという事を学びました。
「吉凶禍福、動より生ず」 (きっきょうかふく、どうよりしょうず)という
中国のことわざをご存じでしょうか。
これは「良い事や悪いことは、物事を動かすことで生じる」という意味です。
つまり何もしなければ今より良くなることはないという事。
生命が新陳代謝を繰り返し、常に悪いモノを外へ出していくように
人の運もまた人生の老廃物を吐き出していかなければ
悪いモノが溜まってしまいます。
要らないモノは、スッキリ「捨てて」いい気の流れを呼び込めるようにしましょう。