仕事がはかどる禅習慣

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「毎日の仕事をさらに充実させる禅の力」

今回は「毎日の仕事をさらに充実させる禅の力」というテーマについて、
枡野俊明(ますの しゅんみょう)さん著「仕事がはかどる禅習慣」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、心が磨かれ頭が冴える禅習慣の取り入れ方について学ぶことができます。

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突然ですが、仕事中に気分を切り替えられるような習慣を取り入れたい。
けれど、何をしたらよいか、いまいちわからない。

もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
仕事を充実させる禅習慣を身につけることができるでしょう。

「習慣を、自分ならではのものにアレンジしていくこと」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「習慣を、自分ならではのものにアレンジしていくこと」です。

本書の著者は、徳雄山建巧寺(とくゆうざん けんこうじ)の住職である枡野俊明さん。
本書では自らの修行経験に基づいて、ビジネスシーンで取り入れられる禅の考え方や方法が紹介されています。

枡野さんは、働く人の環境やライフスタイルは様々であるからこそ、
自分に適した、自分ならではの習慣を見つけ出し、作っていくことが大切だといいます。

そして、その習慣が自分らしいビジネススタイルを確立し、自分らしく生きていくための指針にもなるはずだと語っています。

禅には「禅即行動(ぜんそくこうどう)」という言葉があります。

これは、直ちに動き、行動するという禅の基本的な考え方です。
頭で難しく考えすぎる前に、まずは習慣化に向けて生活の中に禅を取り入れていきましょう。

ここでは自分流にアレンジしながら禅を仕事に生かす方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・心持ちをかえる禅習慣
・自分の時間に戻るための禅習慣
・仕事がはかどる禅の呼吸法

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「心持ちをかえる禅習慣」

まずはじめに「心持ちをかえる禅習慣」について解説していきます。
禅にフォーカスする前に、まずは基礎となる心のありかたについて見ていきましょう。

かつて禅の僧侶には、年の初めにその時の思いを漢詩にして記す「遺偈(ゆいげ)」という習わしがあったそうです。

心も一新される一年の初めに、書初めのようにその年の目標や生き方を言葉に記すことです。

みなさんも、自分の心を表して、なりたい自分をイメージしてみてください。
そして、その言葉の通りに、悔いが残らないように日々を大切に過ごすことを心がけましょう。

難しい漢詩にとらわれる必要はありません。自分なりの言葉で表現することが大切です。

例えば、
・家族を大切にする
・このプロジェクトチームでリーダーを任される人材になる

など、目標や理想を一年の初めやプロジェクトの始まりの時に言葉を綴ってみましょう。

後から振り返って、自分の歴史をたどるきっかけにもなりますよ。

また枡野さんは、この習慣にもう一つの意味を見出しています。

それは、遺偈(ゆいげ)がこの世に別れを告げる「辞世」の言葉にもなりうるということです。

人の命ははかないもので、いつ果てるかわかりません。
自分が思っていることを言葉に残しておくことは、自分にとっても、周りの人にとってもよいことなのかもしれませんね。

まずは、心境を言葉で書き残す「遺偈」の習慣を取り入れて、目指す方向を定めましょう。

「自分の時間に戻るための禅習慣」

続いて「自分の時間に戻るための禅習慣」について解説していきます。
慌ただしく仕事をこなす生活の中で、自分の時間を取り戻すことはとても重要です。

プライベートとメリハリをつけてより良い仕事をするためにも、
自分の時間を持つことは欠かせない習慣の一つと言えるでしょう。

ここで、枡野さんが注目した禅の言葉を取り上げます。
「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という修行を表す言葉です。

この言葉は、禅の修行は禅寺や修行道場だけでするものではなく、
どこにいてもそこが道場であり、何をしていてもそれが修行であるという意味です。

仕事においてはこの言葉をどう解釈できるでしょうか?

例えば枡野さんは、仕事の帰り道に寄り道することをお勧めしています。
わざわざ遠出をする必要はありませんが、これまで歩いたことのない道を歩くと、意外な発見があったりするものです。

「あれ、こんなところに小さなお地蔵さんがあったんだ」

と発見を機にその道を新しい通勤ルートに定め、
毎日手を合わせる、なんて習慣が生まれるかもしれませんね。

仕事の場でその分野を極めるために鍛錬するのは、
ある種当然のことであり、それも仕事の一つです。

さらに仕事を極めて捗らせるためには、
仕事以外の時間をどう過ごすかで、他の人との差が生まれるのではないでしょうか。

仕事場だけでなく、仕事の人間関係を超えた場所にもアンテナを張り、新しい刺激を受け続けましょう。

すると例えば

「広告業界ではそんな見方をするのか。
自分がいる金融業界には全くない発想だな」

など、新たな気づきに出会えるかもしれません。

積極的にいろいろな物事に触れて、常に自分のいる場所が修行の場だと捉えるのです。
そして、いつもの仕事だけでない、自分のための時間をつくっていきましょう。

「仕事がはかどる禅の呼吸法」

最後に「仕事がはかどる禅の呼吸法」について解説していきます。

ここでまた、著者・枡野さんが注目した禅の言葉を取り上げます。
「動中の工夫は静中(じょうちゅう)に勝ること百千億倍」。

その意味は、静寂の中にいれば心は静まり、落ち着いていく。
しかし喧騒の中にあっても、心静かにいることの方がはるかに尊いということです。

ビジネスシーンにおいて考えてみましょう。
慌ただしく過ぎていく騒がしい日々の中でこそ、心静かに、集中力を持って仕事に取り組むことが重要だと言えますね。

禅というと、座禅を組んで深呼吸するというイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?
そこで重要となるのは、呼吸法です。

集中力が散漫になってきたと感じるときは、
おへその下あたりの「丹田(たんでん)」という場所に力を入れる呼吸を意識します。

吐いてから吸うのが呼吸であり、呼吸はまず吐くことが大事だと枡野さんは解説しています。

この呼吸を繰り返していると、たとえ周囲がざわざわしていても、心が静まってきて集中力が蘇るのだそうです。

人の集中力には限界があります。
切り替えをしないとダラダラと仕事をすることにもなりかねませんよね。

仕事を始める時や集中力が切れてきたとき、または休憩明けなど、この丹田を意識した呼吸法で気持ちを切り替えてみましょう。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「自分の目標や思いを言葉にし、それに向かって毎日を大切に過ごす」ということ

そして「どこにいても自分のいる場所を修行場だと思い、呼吸法を使って気持ちを切り替える」ということでした。

玄関で靴をそろえる、換気をする、元気に挨拶をするなど
禅の習慣の具体例が本書では紹介されています。

一見当たり前に聞こえますが、これらはどの行動にも禅の言葉と、その解釈が添えられています。

何気ない挨拶や呼吸一つを取っても、意味を意識した行動には魂が宿ります。

毎日の仕事を充実させる禅の習慣。
あなたの日常でも取り入れられそうなものがあったら、少しずつ習慣にしてみてくださいね!

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