ずさんな家計を整えました。

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「ズボラでも効率的に家計を整えられる方法」

今回は「ズボラでも効率的に家計を整えられる方法」というテーマについて、
上大岡(かみおおおか)トメさん著「ずさんな家計を整えました。」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、ズボラさんでもできる家計を立て直すポイントについて学ぶことができます。

今回の研究資料
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突然ですが、細かいお金の管理が苦手で節約ができない。家計の全体像も把握できない。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
ズボラさんでも効率的に家計を立て直していくことができるでしょう。

「大まかなお金の流れを把握して、人生の計画表をつくり、特別な出費に備えておく」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「大まかなお金の流れを把握して、人生の計画表をつくり、特別な出費に備えておく」です。

本書では家計管理が苦手なズボラさんが主人公として登場しますが、
それは著者でイラストレーターの上大岡トメさん自身をモデルとしています。

本書でおすすめされている基本の家計管理は、次の2つのポイントを守ること。

①年に2回、通帳をチェック
②特別出費を把握する

たったこれだけです。

1ヶ月ごとの食費や家賃、光熱費、通信費などの「日々の生活費」には、大きな変動がありません。

そのため、毎月細かい額まできっちりと把握する必要は無いという考えです。
大事なのは家計に大きく影響する部分だけをチェックすることなのです。

1円単位でお金を管理して、結果を楽しめるほどマメなタイプの人は、毎日家計簿をつけることに向いています。

しかし、気付けば財布がレシートでパンパン、お金の支払いもウッカリ忘れてしまって督促状が届いてしまうようなズボラさんには、
毎日家計簿をつけるのはハードルが高い作業です。

いっそ止めて、今回ご紹介する方法を試してみましょう。

ここではズボラさんでもできる家計を立て直す方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・年2回の通帳チェックで半年間の支出を分析
・特別出費を把握して備えを作る
・人生の予算を立てる

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「年2回の通帳チェックで半年間の支出を分析」

まずはじめに「年2回の通帳チェックで半年間の支出を分析」について解説していきます。

ズボラさんでもできる家計の見直し、立て直し。

となると、本書では日々の細かい家計簿チェックなどはおすすめせず、
その代わりに年2回の通帳チェックを行うことを提唱しています。

通帳のチェックに必要なものは主に次の2つ。

・全ての口座通帳
・ノートかパソコン

それでは、年に2回の通帳チェックについて、具体的な方法をご紹介していきます。

①年始に昨年末の残高を確認する

まず、昨年末時点の通帳の残高を全て書き出します。

手書きのノート、またエクセルなどパソコンの計算ソフトに記入しても構いません。
全ての口座残高を足し合わせて、総残高を把握します。

②7月1日にも残高を確認する

前回の残高チェックから半年後の7月1日に、同じように通帳の残高を足し合わせます。
これがその年7月1日時点での家庭の総残高ということになります。

③7月1日時点の総残高から、昨年末の総残高を引く

半年前との総資産の差額を計算することで、

・どれくらい貯金ができているか
・この半年間は過去の貯金をどの程度切り崩しながら生活しているか

など、自分の生活状況を客観的に把握することができます。

通帳チェックを年に2回だけ行うのは、作業の回数や手間を減らすためだけではありません。
半年間というまとまった期間を追うことで、お金の全体像を掴めるのです。

まずは、大きなお金の流れを把握することで、自分の生活スタイルを確認することが大切です。

「特別出費を把握して備えを作る」

続いて「特別出費を把握して備えを作る」について解説していきます。

特別出費とは、毎月継続して支払うお金とは別に、イレギュラーに発生する支出のことです。
本書ではこの特別出費を把握しておくことは、とても重要なポイントだと提唱されています。

特別出費に該当する事柄を一部挙げてみると次のようになります。

・スーツやコートなどの値のはる衣類
・ご祝儀や香典などの交際費
・子供の夏期講習などの教育費
・住宅の修繕費
・旅行などのイベント費

書き出すと、意外と毎月の固定費以外にも多くの支出があることがわかりますよね。

まずは特別出費の項目と予算を書き出してみて、その事実に気づくことから始めてみましょう。

上大岡家では1年の支出のうち、毎月かかる生活費の合計と、年間の特別費の合計がちょうど半分ずつの割合だったそうです。

まずは""気がつく""ということが、家計立て直しの第一歩になります。

先ほど紹介した年2回の通帳チェックで、意外と貯蓄ができていない、貯金を切り崩しているとわかった場合、
特別支出を貯金から捻出していることが原因の場合もあるそうです。

特別出費を把握できたら、予想できる特別支出を月ごとに整理して、1年間の支払い計画書を立ててみましょう。
この時、保険やイベント費など、使いすぎ、払いすぎだなと感じる項目があれば、見直すチャンスになりますよ。

「人生の予算を立てる」

最後に「人生の予算を立てる」について解説していきます。

1年間の支出の見通しが立てられたところで、続いては人生の予算計画を立てていきます。

本書にて、上大岡さんに家計管理をレクチャーしているのは、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんです。

畠中さんは、人生を山登りに例えたとき「これから登る遠くの山を見ていないと、その山に登る準備ができません」と語っています。

近所の散歩の延長で、「気づいたら富士山に登頂してた!」なんてことは、ありえませんよね。
富士山に登るのであれば、それなりの計画と装備、準備が必要です。

人生も同じこと。

結婚したり、子供が生まれたり、その子供を独り立ちのために送り出したり、
あるいは親が他界する際に送り出す準備も必要です。

何か叶えたい大きな夢があれば、それにも多くの場合はお金の準備が必要になります。

ここで、自分の人生を老後までの一覧と、考えられるイベントやそれに伴う支出を表にしてみましょう。
家族がいる方は、家族の年齢とイベントも同じように1つの表に書き出してみましょう。

おすすめは「ライフプラン表」とインターネットで検索するとフォーマットが出てきます。

フォーマットをダウンロードして印刷すれば、自分の年齢やライフイベントを記入してすぐに使えます。

ライフプランを立てることの最大のメリットは「人生における支出のヤマ」が予想できることです。

例えばお子さんがいる家庭であれば、子供が大学生である期間は授業料や生活費の仕送りが多くなり、支出が膨らむ場合が多いのだそうです。

このようなお金の使いどきを心得て備えること、あるいは夢の実現のための準備として、ライフプラン表をぜひ活用してみてくださいね。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「年に2回の通帳チェックで全体的なお金の流れを把握する」ということ

そして「特別出費を見直し、ライフプラン表で人生の予算を立てる」ということでした。

家計管理の方法は沢山情報があふれていますが、
作業が少なくてシンプルな方法であるほど、継続しやすくなります。

仕事に家事、子育てと、忙しい日々で気付いたら手元のお金がない…
また老後資金のために節約の日々…
などと、家計管理しなかった過去を後悔しても時間は戻りません。

ズボラさんの自覚が少しでもある方は、ご紹介した3つのポイントから始めることをおすすめします。
気づいたその日から行動することが、家計を立て直す最大の近道になるでしょう。

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