頭の中の貧乏神を追い出す方法

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「脱・隠れビンボー!浪費癖をなおそう」

今回は「脱・隠れビンボー!浪費癖をなおそう」というテーマについて、
菅原道仁(みちひと)さん著「頭の中の貧乏神を追い出す方法」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、頭の中から貧乏神を追い出して豊かになる方法について学ぶことができます。
それではさっそくまいりましょう!

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突然ですが、
収入は人並みにあるのに、なぜか貧乏から抜け出せない…。
衝動的に買い物をしてしまい、後になって必要のないものだと気がつくことが多い…。

もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
浪費をやめてお金を貯めることができるようになるでしょう。

「数字に強くなり頭の中から貧乏神を追い出すこと」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「数字に強くなり頭の中から貧乏神を追い出すこと」です。

本来、人間の脳には、「浪費したい」という残念な癖があります。
気がついたら無駄遣いをしているのも、お金を貯められないのも、そもそも脳にある癖がそうさせています。

つまり、私たちの脳には最初から貧乏神が居座り、私たちを浪費へと導きます。

でも、安心してください。貧乏神は自分の意思で頭の中から追い出せる神様です。
頭の中から貧乏神を追い出して、豊かな脳、いわゆるリッチ脳になるためにはどうすれば良いのでしょうか?

脳神経外科医である著者・菅原さん流""脳のクセを変える方法""について学んでいきましょう。

ここでは頭の中から貧乏神を追い出して浪費をやめる方法について
ポイントを3つに絞ってみました!

・貧乏神から操縦桿を取り戻そう!
・お金の神様は数字に強い脳に宿る
・Giveの精神を身につけよう

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「貧乏神から操縦桿を取り戻そう!」

まずはじめに「貧乏神から操縦桿を取り戻そう!」について解説していきます。

買い物をするとき、こんな貧乏神の囁き声がきこえたことはありませんか?

「セールは今日までだし…」「今日は頑張ったから…」「友達もみんな持ってるから…」

これは、自分の理性を手放してしまい、貧乏神に脳の操縦桿を奪われてしまっている証拠です。
では、どうすれば貧乏神に脳の操縦桿を奪われずに済むのでしょうか?

それは、認知を認知するという""メタ認知""を習得することです。

ややこしい言葉ですが、簡潔にいうと、自分を俯瞰するということです。
自分で自分のことを空から見つめているような状態を想像するとわかりやすいでしょうか。

つまり、お金を使うときに自分と貧乏神の関係を客観的に見つめることが大切なのです。

例えば、お店で突然欲しいものに出会ったとき、次のような手順でメタ認知をしてみましょう。

ステップ①「商品を画像に残す」

お店には、客が商品を買いたくなるような工夫がたくさんあります。
価格表示、照明、音楽、パッケージなどがそうです。
 
突然商品が欲しくなった時、まずはインターネットで探すなどして、スマホに商品の画像を残しましょう。

そして数分でもいいのでレジから離れて、本当に欲しい商品かどうか見つめ直してみてください。
時間に余裕があれば、一度家に帰って、冷静な状態でほんとうに欲しい商品なのか考えてみるのが良いでしょう。

ステップ②「その商品へ3つのダメ出しをする」

貧乏神の仕業で、脳が""欲しい!""という方向へ傾いている時は、どうしても買うメリットばかり考えてしまいます。
その時、買うデメリットもしっかり考えられているでしょうか?

メリットばかりでなく、デメリットも見つめましょう。

そのためには、商品のダメなところを3つ考えてみるのです。
そうすると、""欲しい!""に傾いていた脳がバランスを取り戻し、自分にとって必要かどうか冷静に判断できるようになります。

衝動買いをしてしまう前に、一度時間をおいて冷静になり、自分の心へ問いかけてみてくださいね。
そうすることで、必要なものだけを上手に買い物できるようになり、無駄な買い物をしないようになるでしょう。

「お金の神様は数字に強い脳に宿る」

続いて「お金の神様は数字に強い脳に宿る」について解説していきます。

豊かで不自由のない暮らしを送りたいけどお金が貯まらない人は、
実は、お金を数字として考えていない場合が多いのだと著者は語ります。

お金が貯まらない人は、いわゆるどんぶり勘定をしている傾向が高いのです。
簡単に言うと、数字を扱うことが苦手な人が多いということです。

しかし残念ながら、お金の神様はお金を数字で考えられる脳に宿ります。

例えば、見た目がほとんど同じいちごのパックが2つ並べられていた場合、どちらを買っても得られる喜びは同じです。
しかし片方が20g多いと教えてもらえたら、ちょっとでも量の多いいちごのパックを選んだ方が喜びが増しますよね。

このように具体的な数字を見つめる習慣を身につけられると、
大きな金額はもちろんのこと、小さな金額を手に入れた時も喜びを感じられるようになるのです。

本書では、数字に強くなるための小さな練習として、
毎朝「お財布にいくら入っているか確認すること」をオススメとしています。

お財布の中にいくらあるのかを把握できていれば、
今日1万円使ったから、あと今週使えるお金は九千円などと、予算の感覚が身につきます。

塵も積もれば山となると言いますが、大雑把な金額ではなく、
一円単位でお財布の中のお金を管理できるようになるのが、数字への苦手意識を払しょくする一歩になるでしょう。

「Giveの精神を身につけよう」

最後に「Giveの精神を身につけよう」について解説していきます。
最後にご紹介するのは、一見お金の話に直結しないような、心のあり方についてです。

裕福でありたいのなら”Give”つまり「与える精神」を身につけましょう。
もしも、自分の持っている時間や財産を誰かに与えることになったとき、あなたはどのように感じますか?

もしも、失ってしまう、または奪われてしまうと感じるのなら、
それは目先の損得にとらわれて、頭の中を貧乏神に占領されてしまっている証です。

Give・与える精神が身についている人は、リッチな脳の持ち主です。

リッチ脳の持ち主は、独りよがりにならず、みんなが幸せであることが、
めぐりめぐって自分の幸せにつながると理解できている人です。

つまり、全体にとって良いかどうかという基準で物事を判断できることが大切なのです。

なにより、お金は人を喜ばせたことの対価として与えられるものです。

Giveの精神が身についている人は「相手のために何ができるか」「人を喜ばせるにはどうしたら良いか」と考えています。

そして、ギブアンドテイクという言葉のとおり、結局のところ、与える人には豊かさが帰ってきます。

自分のことばかりを考えるのではなく、みんなの幸せを考えることが、豊かになるための心の在り方なのです。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「ビンボーな買い物を脱却するには客観的に商品と向き合い、財布の残金を把握する練習から」ということ
そして「自分が豊かになるためには、Giveの精神をもってみんなを豊かにする」ということでした。

お金はあくまでも夢を叶えるための手段です。

貧乏神は夢や人生の目的がない人のところへ近づくと言っても過言ではありません。

それだけ目的のないお金の使い方が積み重なり、お金が貯まらなくなるのです。

こんな自分でありたい、人生最後の日にはあんなことをしたいなど、
自分の夢、生きているうちにやりたいことを100個リストアップしてみましょう。

人生における物事の優先順位を決めることができ、
夢に向かうのに無駄な浪費をしている余裕がないことに気付くでしょう。

貧乏神も寄り付かない、夢と強い意思のある脳の癖を作ってみてくださいね。

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