片付け

暮らしのコツコツ

「ものがたくさんあっても心地よく暮らす」

今回は「ものがたくさんあっても心地よく暮らす」というテーマについて、
石村由起子さん著「暮らしのコツコツ」をもとに考察していきます。

この動画を見ることによって、捨てられずに、ものがたくさんあっても清々しく暮らしていく方法を学ぶことができます。
それではさっそくまいりましょう!

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突然ですが、ものが多くてごちゃごちゃした暮らしを整えたい。
大好きなものを減らさなければならない断捨離は苦痛…。

もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?

今回ご紹介することを実践していただくと、
お気に入りのものを手放さなくても心地よく暮らすことができるでしょう。

「生活の中に楽しみを見つけ、長く愛着を持てるものを選ぶ」

それでは具体的な方法を解説していきます。

一言でいうと「生活の中に楽しみを見つけ、長く愛着を持てるものを選ぶ」です。
著者の石村由起子さんは30年以上、カフェと生活雑貨のお店を営んでおられます。

雑貨屋さんを開くほど、暮らし周りのアイテムが大好きな石村さんにとって、
とある雑誌の企画でやってみることになった「断捨離」は苦痛でたまらなかったそうです。

自分の所有するものはどれも愛着を持って使ってきたものたちで、
捨てることができたものは、お皿がたった3枚!

そこで、断捨離を諦めた石村さんは、捨てずに家にあるものを活かす工夫を始めました。
そんな中で見つけた「ものがたくさんあっても心地よく暮らすコツ」をご紹介します。

ものが多い方に実践してほしい、日々の暮らしの中でできることについて
ポイントを3つに絞ってみました!

・自分のために、家事は綺麗に。
・片付けグセをつける
・10年付き合えるものを選ぶ

ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。

「自分のために、家事は綺麗に。」

まずはじめに「自分のために、家事は綺麗に。」について解説していきます。

「どうせやるんだったら、きれいな方が良いでしょ?」

これは著者である石村さんの口癖だそうです。

家事はどうせやらなきゃいけないことだから、楽しんだ方がお得だと著者は語ります。

家事をやり終えた時に「キレイに整って気持ちいい!」という
達成感を得られるように、それが自分の自信に繋がるようにと、キレイな家事を心がけているのだそうです。

例えば次のようなことが挙げられます。

「洗濯物」
洗濯物を干す時は、向きが揃っていた方が完成した時に気持ちいい。

「料理」
野菜の下ごしらえを「きれいに」と意識したら、ボウルの中の見た目が良い感じになって、
そうすると野菜の切り方もきれいにしようと気遣いして、手が丁寧に作業する。

結果、仕上がりがきれいで美味しさもアップ。また、キッチンに並ぶ素材や道具が整っていると気分が乗ってくる。

「キレイな仕事は効率までも高めてくれる」と言えます。

これは家事に限らず、仕事全般においての原則ではないでしょうか。
例え持っているものが多くても、きちんと整理整頓が行き届いていればすっきりと見えて心地よいですね。

「片付けグセをつける」

続いて「片付けグセをつける」について解説していきます。

片付けが苦手だから、この動画をみているのに……とガッカリされましたか?

しかし、ものが多い住まいで快適に暮らすためには、やっぱり片付けが欠かせません。

インテリア雑貨が好きで、素敵にコーディネートしようと思っても、飾る前にはやはり片付けが必要となるのです。

だからこそ、片付けに掛かる手間はなるべく減らす工夫を心がけましょう。
ここでは手間をなくす工夫として著者が行っていることを本書から取り上げます。

「使ったら戻す」
ものの大小にかかわらず、毎日使う場所にあるものは、気づいた時に片付けることが原則です。

そのためには、「使ったら戻す」と定位置を作ること。
著者の石村さんは、新たなものを迎え入れるたびに「さて、これはどこへ置こうか」と定位置を決めるのだそうです。

ポイントとして大きく2つ挙げられます。
1. 定位置はものを使う場所の近くに決めましょう。
2. 家族にも「使ったら、ここへ戻して」と根気よく呼びかけてお片付けの習慣を根付かせる

これが、石村さん流・お片付けのルールです。
皆さんもぜひ試してみてください。

「10年付き合えるものを選ぶ」

最後に「10年付き合えるものを選ぶ」について解説していきます。

ものが多いことを公言する石村さんですが、決して何でもかんでもコレクションしているわけではありません。

ものの多い暮らしでも、長く愛着をもって使い続けられるものを揃える暮らしは、
安いものを何度も買い直すよりも、お財布にも自分の心にも優しい選択なのかもしれませんね。

特に長く愛着を持ってるものの例として、本書では靴について取り上げられています。

「靴」
身だしなみに気を使うようになった時、まずは靴にお金をかけたそうです。
その理由は、著者の石村さんが「人は足元をみて人を判断するのよ」とお母様から教わった言葉が心に残っていたからです。

最初は確かに値段のはる買い物かもしれませんが、メリットとして

①長く使うことで何度も買い直すよりもお得になる
②足元が決まっていたら身だしなみの清潔感も生まれる

ということが挙げられ、一石二鳥のお買い物と言えます。

流行の服で決めていても、足元が汚れていると、清潔でおしゃれな印象からは遠のいてしまいますよね。
だから、靴を買うときは10年以上長く履けるものを買うと決めているそうです。

靴のほかにも、まずはバッグや衣類など日々身にまとうものから、愛着の生まれるものと付き合ってみてはいかがでしょうか。

【まとめ】

では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!

まず「家事をきれいにすることで、自分の達成感や自信につながる」ということ

そして「ものは決められた場所に戻す習慣を身につける」ということ

最後に「10年付き合えるものを選ぶ」ということでした。

ものが多くても心地よい暮らしを営む上でもっとも大切なポイントは、
「愛着をもって使えるものを選ぶ」というところにありました。

選び抜いて大切に迎えたお皿や衣服、生活道具などは、それを使ったり掃除して管理する時でさえ心をときめかせてくれるものです。

そして、人間の身体と同じで、ものもメンテナンスをすることで寿命が変わります。

単にものの数を減らすのではなく、「家事に使う時でさえ心をときめかせてくれる雑貨を残す」。

そんな基準でお家のものを残して、使い続けてみてはいかがでしょうか。

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