「ゲーム感覚でできる!お手軽な貯金術」
今回は「ゲーム感覚でできる!お手軽な貯金術」というテーマについて、
市居 愛さん著「ズボラな人でも毎日500円玉が貯まるすごい方法」をもとに考察していきます。
この動画を見ることによって、楽しみながら続けられる貯金の方法について学ぶことができます。
突然ですが、いままで色々な貯金方法を試してきたけれど、つまらなくて続かなかった。
もしそんなお悩みを抱えた方がいたらあなたはなんとアドバイスしてあげますか?
今回ご紹介することを実践していただくと、
ゲーム感覚で貯金を続けていくことができるでしょう。
それでは具体的な方法を解説していきます。
「貯金を一種のゲームに変えること」
一言でいうと「貯金を一種のゲームに変えること」です。
単調でつまらない仕事でもゲーム性をもたせると効率が上がる。
人は何かやるべきタスクをこなすときにゲーム性があるとやりがいを感じます。
そして本書「毎日500円玉が貯まるすごい方法」では
「貯金にゲーム性をもたせる方法」が紹介されています。
TVゲームが好きな方は心あたりがあるかもしれませんが、
遊びとしてプログラミングされたゲームでも、
プレイの序盤は単調なアクションが設けられているということがあります。
弱い敵と戦ったり、つまらない作業を積み重ねる先に、より面白い展開が用意されています。
プレイする側の気持ちでいえば、敵を倒すことで物語が一歩前進する!と変化を実感できるから、
一つ一つが単調なゲームの作業であっても楽しめるというものですね。
私達の脳は単調な作業でも、クリアできたり、勝敗が決まるゲーム性が組み込まれていたら
その作業自体を楽しめる性質を持っているのです。
今回は本書で紹介されている、
貯金という時間のかかる作業にゲーム性を持たせ継続できる「500円玉貯金」の方法について取り上げていきます。
ここでは ゲームのように楽しくできる貯金方法について
ポイントを3つに絞ってみました!"
・500円以下の買い物を意識する
・帰宅した流れで行く場所に貯金箱を置く
・開封の期日を決める
ここからさらに詳しく、これらを一つ一つ解説していきます。
「500円以下の買い物を意識する」
まずはじめに「500円以下の買い物を意識する」について解説していきます。
500円玉貯金である限り、まずは500円玉を入手できなければ貯金が始まりません。
500円玉を集めるためには、手元にあるお札を両替するような方法もあります。
しかし最も有効な方法として、ここでは本書で紹介されている「500円以下の買い物を意識する習慣」について取り上げていきます。
何万円、何十万円という単位の買い物は注意深く吟味する一方で、
・コンビニで飲み物を買う
・カフェへ立ち寄る
その程度の買い物には財布の紐が緩みやすいもの。
しかし、1,000円未満の買い物も一週間、一ヶ月、一年分と積み重なれば大きな額のお金になります。
ここで、本書で提案されているのは、
趣味や娯楽の買い物では「500円を集めるために、500円以下の買い物を意識する」というルールを課すこと。
単純に考えれば1000円札を払ったとき、500円玉がおつりで返ってくる商品を選べばいいということです。
例えば480円のコーヒーと560円のフラペチーノがあれば、480円のコーヒーを選んでお釣りで500円玉をゲットします。
最初は「えー、好きなものが買いたい!」と不満に思うかもしれませんが、
3枚、5枚と500円玉が集まってきた頃には「やった、また500円玉ゲット!」と集めること自体が喜びに変わってくるのです。
「帰宅した流れで行く場所に貯金箱を置く」
続いて「帰宅した流れで行く場所に貯金箱を置く」について解説していきます。
先ほどは500円玉を集める方法をご紹介しました。
ここでは本書で紹介されている次のステップ、
外出先で集めた500円玉はその日のうちにお財布から取り出す習慣をつける、という方法を取り上げていきます。
方法は次のようになります。
帰宅した流れで行く部屋に貯金箱を設置します。
例えば家に帰ってまず洗面所で手を洗う場合、手を洗う前にお金を入れやすい場所に貯金箱を設置します。
つまりその日の財布から500円玉を貯金箱へ移し、そして手を洗うということです。
注意したいのは、次の日も財布に500円玉を入れっぱなしにしていたら、
次の買い物の支払いに使ってしまうかもしれません。
ですので当日のうちに500円玉を集める習慣を守ることだといいます。
ちなみに、この時に使う貯金箱はどんなタイプのものでも構わないとのこと。
本書で挙げられているのは次のような例です。
・中身が見えたほうが貯金ゲームを楽しめる場合→ 透明なプラスチック製など、中身が見える貯金箱
・月単位でいくら貯まったか振り返って達成感を得たい場合→ 中身が見えないもの
・インテリア性を意識したい場合→ 好みの形の貯金箱
貯金箱の形はお好みで良いので、帰宅したらすぐに500円玉を貯金箱へ移せるように、置き場所に配慮してみてくださいね。
「開封の期日を決める」
最後に「開封の期日を決める」について解説していきます。
さて、ゲームの結果を判定するには、締切が必要です。
締め切り、期日が決まることで人はやる気を持てるといいます。
本書では開封日の決め方の例として、次のように紹介されています。
・元旦から始めて大晦日に開ける
・誕生日から始めて次の誕生日に開ける
・誰かに贈り物をする記念日の一週間前に開ける
この貯金方法は、期日まで500円玉を貯めるというゲームです。
言い換えれば、開封の期日までは絶対に貯金箱を開けてはならないということ。
しかし「急な支払いで現金が足りない時」など、つい500円玉貯金箱に手をつけるシーンも訪れるかもしれません。
本書ではこの防止策として、急な支払いのための小銭箱を500円箱とは別に設けておくのがおすすめとされています。
500円玉貯金箱はいわばお賽銭箱のようなもの、この貯金方法はそのようにとらえましょう。
決まった儀式の日以外は決して開けないこと。
もしものために備える小銭が別にあれば安心だということが分かりましたね。
【まとめ】
では最後にこの動画の考え方をまとめて振り返っていきます!
まず「500円玉を集め、貯金する過程を楽しむ」ということ
そして「開封の期日を設けてゲームを振り返る」ということでした。
こちらのチャンネルでは、今まで色々なお金の貯め方や家計管理の方法について配信してきました。
そして、貯金に関するアドバイスでは多くの場合「貯金の目的」を最初に決めることが推奨されています。
目的を掲げることでお金を貯めるモチベーションを上げるために貯金の目的を最初に決めるのです。
しかし今回ご紹介した500円玉貯金では「貯金する過程自体をゲーム感覚で楽しむこと」が大切とされていて、
貯金の目的は何でも良いと提案されていたことが特徴的でした。
500円玉貯金をゲーム感覚で始めることで「いつかの目標のために我慢する貯金」
ではなく「500円玉集めを楽しむ先に貯金が待っている」という仕掛けです。
そして、ゲームは勝ち負けの結果が分かった方が盛り上がります。
判定、つまり開封の日を決めて「思っていたより500円玉が沢山集まった!」とゲームを振り返る日を設けておきましょう。